きました!
この夏、最高のロボット映画!
「パシフィック・リム」3D版77点★★★★
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最初は2013年8月10日だった――。
太平洋の深海の裂け目から
巨大な生物が出現!
生物は“KAIJU”と名付けられ、
軍によってなんとか倒されるが
わずか6日間で3つの都市が消滅し、人類は大打撃を受ける。
そして人類は人型巨大兵器「イェーガー」を開発。
ローリー(チャリー・ハナム)は
パイロットとして兄とともにイェーガー乗り込み、
再びやってきたKAIJUに立ち向かうが――?!
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「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督が
日本のロボットアニメや怪獣特撮映画にガンガン影響を受けて
作ったSFアクション・アドベンチャー。
これは……想像よりスゴいっすよ!!
なにがスゴイって
「何をやりたいのか」が明確で、
しかもそれをやりきってることです。
グロテスクな異形の怪獣世界、
重々しい金属質のロボ。
ロボットを操作するパイロットは二人で、
二人の相性があって、シンクロして初めて
ロボットが動くという(笑)
もう造型もネタも
本当に気持ちがいいくらい
「メイド・イン・ジャパン」だらけ。
そこに最新鋭の映像と
デル・トロ流ダークなグチャグチャ感が混じって、
さらに人類のピンチ度もハンパない。
途中で
「え?これ終わるの?まさか『続く』パターン?」と
ヒヤヒヤしました。
そんぐらい、ピンチ。
と、思わせて
「えええ?」ってくらいにターボがかかり、
ちゃんと終わらせるんだもんなあ。
やりきってますわ。
ロボットものなんで
ぜひお子さんに……と言いたいとこなんですが
白状するとワシ、子どものころ
「ウルトラマン」とか実写ものって
現実と区別がつかず、怖くて観られなかったんす。
これは、そういうお子さんには
トラウマになるっつうくらいガチで怖いと思います。
★8/9(金)から全国で公開。
「パシフィック・リム」公式サイト