今日から公開中の
「ボローニャの夕暮れ」65点★★
原題は「ジョヴァンナのパパ」。
タイトルどおりの内容で
娘を想う父親の真っ直ぐな愛情![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
に
胸が痛くなるお話です。
1938年、第二次大戦前の
イタリア、ボローニャ。
ミケーレ(シルヴィオ・オルランド)の
17歳の娘ジョヴァンナ(アルバ・ロヴァケル)は
自分のルックスに自信がなく
極度の引っ込み思案。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_alone.gif)
ミケーレはいつも
「お前は魅力的なんだよ」と
一生懸命に娘を励ましているが
美しい妻(フランチェスカ・ネリ)は
「あまりあの子に期待をもたせないで」
と、常に冷ややか。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_stand.gif)
そんなある日、ジョヴァンナの同級生が
学校で惨殺される事件が発生する。
さらに驚くべき犯人が明らかになり――。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
“美しすぎる母”へのコンプレックスを抱える娘、
娘が可愛くてしかたない父親、
そして
秘密を抱える母、という
ある家族のドラマに
第二次大戦中のイタリアの状況を
うまく絡めた渋い作品です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
父から娘への迷いなき愛情
に対し
特に思春期の娘と母親のあいだに
どうしても存在する
微妙な距離感や確執なんかが
リアルに表現されてました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cock.gif)
家族の近しさゆえの痛みや苦み、
そして再生を描くスケッチとしては
上質だと思います。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
ただ
陰気な娘という設定に戦争と
あまりに沈鬱な空気があり![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
ところどころ
静かにウトウトしてしまいましたが・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)
しかし
この娘は、父親が死んだら
どうするのだろう。
お互いに寄りかかり合う
親子の姿は
あたたくもあるけれど
しかし不安もいっぱいはらんでいるわけで![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_face.gif)
そしてそれは
いつの時代の親子関係にも
鏡のように映る気がします。
★6/26からユーロスペース、銀座シネパトスで公開中。ほか全国順次公開。
「ボローニャの夕暮れ」公式サイト
「ボローニャの夕暮れ」65点★★
原題は「ジョヴァンナのパパ」。
タイトルどおりの内容で
娘を想う父親の真っ直ぐな愛情
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_run.gif)
胸が痛くなるお話です。
1938年、第二次大戦前の
イタリア、ボローニャ。
ミケーレ(シルヴィオ・オルランド)の
17歳の娘ジョヴァンナ(アルバ・ロヴァケル)は
自分のルックスに自信がなく
極度の引っ込み思案。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_alone.gif)
ミケーレはいつも
「お前は魅力的なんだよ」と
一生懸命に娘を励ましているが
美しい妻(フランチェスカ・ネリ)は
「あまりあの子に期待をもたせないで」
と、常に冷ややか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_stand.gif)
そんなある日、ジョヴァンナの同級生が
学校で惨殺される事件が発生する。
さらに驚くべき犯人が明らかになり――。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
“美しすぎる母”へのコンプレックスを抱える娘、
娘が可愛くてしかたない父親、
そして
秘密を抱える母、という
ある家族のドラマに
第二次大戦中のイタリアの状況を
うまく絡めた渋い作品です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
父から娘への迷いなき愛情
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
特に思春期の娘と母親のあいだに
どうしても存在する
微妙な距離感や確執なんかが
リアルに表現されてました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cock.gif)
家族の近しさゆえの痛みや苦み、
そして再生を描くスケッチとしては
上質だと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
ただ
陰気な娘という設定に戦争と
あまりに沈鬱な空気があり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
ところどころ
静かにウトウトしてしまいましたが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)
しかし
この娘は、父親が死んだら
どうするのだろう。
お互いに寄りかかり合う
親子の姿は
あたたくもあるけれど
しかし不安もいっぱいはらんでいるわけで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_face.gif)
そしてそれは
いつの時代の親子関係にも
鏡のように映る気がします。
★6/26からユーロスペース、銀座シネパトスで公開中。ほか全国順次公開。
「ボローニャの夕暮れ」公式サイト