過去を記憶できないものは
同じ過ちを繰り返す――ジョージ・サンタヤナ(アメリカの哲学者。1863-1952)
そのとおりでがんす。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
「ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実」67点★★![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
1974年に作られて
第47回(1975年)アカデミー賞の最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した
ドキュメンタリーです。
日本初公開。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
「地獄の黙示録」などベトナム戦争を描いた映画に
多大な影響を与えた記録集で
なにがすごいかというと
1972年、徐々に終わりが見えつつも
まだベトナム戦争泥沼の真っ最中のときに![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/car2_tank.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/car2_tank.gif)
アメリカ兵士、軍人、政治家、ベトナムの村人など
戦争に関わったあらゆる立場の人に
インタビューをしているところ。
敵対する双方をきっちり取材してあり
印象に残る言葉も多かった。
「我々は間違えたのではなく、いま間違えているのだ」
という
米軍筋からの賢明な意見がある反面![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
「東洋人の命の価値は西洋人より小さい。
だって人口が多いし、東洋的な思想からも
そう感じられる」![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_shock_m.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_shock_m.gif)
なんて
寝ぼけたことを堂々とほざく
元米軍関係者もいたりして
おい、おっさん!
そのアホ面、永遠に記録されたからな!
ざまあみろ!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_ang1.gif)
って感じなんです。
いやー“記録”ってすごいわ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
インタビューと記録映像で積み重ねた作りは
まま単調でもあり
途中、周辺からスウスウと寝息も聞こえましたが
(番長もほんの3分ほど・・・すみません)
こういう映画は
きちんと見ておくべきでしょう。
この映画を詳しく教えていただくため
従軍カメラマンとして現地にいらした
写真家の石川文洋さんに
取材をさせていただきまして
どんなにこの記録が貴重かということが
つくづくわかりました。
こんなに自由に取材、撮影ができたのは
ベトナム戦争だけだったんですね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cock.gif)
湾岸戦争も、もちろんイラク戦も全然ダメ。
そりゃあ戦争の最中に
当事者の
「間違いだった」なんてコメント
まずいってなもんでしょうが
「この戦争で米軍は
余計なことを学んじゃったんだ」![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_face.gif)
って、おっしゃってました。
我々はもっと別のことを
こういう映画から学ばないといかんということが
とてもよくわかるお話でした。
文洋さんのインタビューコメントは
現在発売中の「週刊朝日」7/2号50Pめに載ってますので
ぜひ、読んで見てください。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/f8/72207e4ff976e2e02e35fc0cd9e31445.jpg)
★6/19~7/16 東京写真美術館ホールで公開中。
「ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実」公式サイト
同時公開で
「ウォーター・ソルジャー ベトナム帰還兵の告白」(1972年作品)もやってます。
同じ過ちを繰り返す――ジョージ・サンタヤナ(アメリカの哲学者。1863-1952)
そのとおりでがんす。
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「ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実」67点★★
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1974年に作られて
第47回(1975年)アカデミー賞の最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した
ドキュメンタリーです。
日本初公開。
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「地獄の黙示録」などベトナム戦争を描いた映画に
多大な影響を与えた記録集で
なにがすごいかというと
1972年、徐々に終わりが見えつつも
まだベトナム戦争泥沼の真っ最中のときに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/car2_tank.gif)
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アメリカ兵士、軍人、政治家、ベトナムの村人など
戦争に関わったあらゆる立場の人に
インタビューをしているところ。
敵対する双方をきっちり取材してあり
印象に残る言葉も多かった。
「我々は間違えたのではなく、いま間違えているのだ」
という
米軍筋からの賢明な意見がある反面
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「東洋人の命の価値は西洋人より小さい。
だって人口が多いし、東洋的な思想からも
そう感じられる」
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なんて
寝ぼけたことを堂々とほざく
元米軍関係者もいたりして
おい、おっさん!
そのアホ面、永遠に記録されたからな!
ざまあみろ!
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って感じなんです。
いやー“記録”ってすごいわ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
インタビューと記録映像で積み重ねた作りは
まま単調でもあり
途中、周辺からスウスウと寝息も聞こえましたが
(番長もほんの3分ほど・・・すみません)
こういう映画は
きちんと見ておくべきでしょう。
この映画を詳しく教えていただくため
従軍カメラマンとして現地にいらした
写真家の石川文洋さんに
取材をさせていただきまして
どんなにこの記録が貴重かということが
つくづくわかりました。
こんなに自由に取材、撮影ができたのは
ベトナム戦争だけだったんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cock.gif)
湾岸戦争も、もちろんイラク戦も全然ダメ。
そりゃあ戦争の最中に
当事者の
「間違いだった」なんてコメント
まずいってなもんでしょうが
「この戦争で米軍は
余計なことを学んじゃったんだ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_face.gif)
って、おっしゃってました。
我々はもっと別のことを
こういう映画から学ばないといかんということが
とてもよくわかるお話でした。
文洋さんのインタビューコメントは
現在発売中の「週刊朝日」7/2号50Pめに載ってますので
ぜひ、読んで見てください。
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★6/19~7/16 東京写真美術館ホールで公開中。
「ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実」公式サイト
同時公開で
「ウォーター・ソルジャー ベトナム帰還兵の告白」(1972年作品)もやってます。