シングルマザー・恭子の一人娘・真理が誘拐されたが、犯人から何の要求もなく、1日半後に娘は解放された。
実は、真理は大会社の社長・高城の隠し子で、身代金は高城が支払った模様。
誘拐犯は、高城の娘・杏奈と恭子の勤め先のスナックのママ・小久保唯だった。
動機は、唯の息子の心臓手術の為だった。
ことをうまく収めるため、忍布は高城に「真理の歳の離れた義理の姉が勝手に連れ回しただけの騒動だった」と言及するよう懇願する。
ストーリーには奥行きがあり、特ダネを棒に振ってまで騒動を収拾するというドラマ性もあった。
しかし、1時間ドラマ枠では詰め込み過ぎで、スムーズにストーリーが進み過ぎた感が強い。
たとえば、「身代金の要求もなく、解放されたのはなぜ?」と考える間もなく、デスクの千華子が真理の父親が誰かをつかんでいた。しかも、その社長については忍布が過去に密着取材をしていたという偶然。同じ偶然にしても、忍布が過去の取材により、真理が社長の隠し子ではないかと推理したのなら、納得できる。千華子役の財前直美の顔を立てねばならなかったのだろうか?
誘拐の動機についても、千華子がスナックママの息子の病気の情報をキャッチしており、忍布同様、視聴者も思考をスキップさせられてしまった。
ストーリーとしては面白かったはずだが、“エスカレーター”、時には、“どこでもドア”で話が進められ、せっかくのゲスト出演の水野真紀も持ち味が発揮されなかった。
それと、私だけかもしれないが、やはり、主人公・忍布に魅力が感じられない(他のキャラクターもそれほど魅力を感じない)。それが一番の問題のように思う。
【ストーリー】番組サイトより
5歳の女の子・日野真理(山本彩葉)が誘拐される事件が発生し、報道協定が結ばれた。だが、京都タイムス社会部記者・鉄 忍布(観月ありさ)は、デスクの古林千華子(財前直見)から、ライバル社に隠れてなんとか母親・恭子(水野真紀)に接近し、手記を取ってくるよう指示される。
真理は、近くのケーキ店に立ち寄る恭子を公園で待っている間に、何者かに連れ去られたという。恭子は、真理の大好物である“豆乳プリン”を買いに行っていたらしい。
シングルマザーの恭子は、弁当店やスナックなど複数のアルバイトを掛け持ちして生計を立てていた。忍布は“働くシングルマザー”の記事のためと偽って、スナックのママ・小久保唯(中込佐知子)ら、彼女の周辺人物への取材をスタート。だが、皆一様に彼女が働き者だと証言するだけで、特に恭子の周囲にトラブルは見当たらなかった。
翌朝、駅前にひとりたたずむ真理の姿を警察官が発見! 無事、身柄が確保されたことから、報道協定も解除された。忍布はすぐさま取材のルールを破って警察署内に潜入し、恭子のもとへ。彼女の信頼を獲得し、手記の内諾を取り付ける。
そんな中、忍布は突然、千華子から情報通信業界の雄、高城信三社長(中丸新将)の取材に同行するよう命じられる。実は、千華子は誘拐犯から一切要求がなかったことを怪しみ、裏取引があったのではないかと勘繰っていた。そして、恭子、高城の繋がりを探っていたのだが…!?
その直後、忍布は高城のひとり娘・村上杏奈(近野成美)の姿を意外な場所で見かけたことを思い出す…! やがて、忍布の執念の取材により、秘められたシングルマザーの真実が明らかになっていくが…!?
監督:田竜太
脚本:西岡琢也
実は、真理は大会社の社長・高城の隠し子で、身代金は高城が支払った模様。
誘拐犯は、高城の娘・杏奈と恭子の勤め先のスナックのママ・小久保唯だった。
動機は、唯の息子の心臓手術の為だった。
ことをうまく収めるため、忍布は高城に「真理の歳の離れた義理の姉が勝手に連れ回しただけの騒動だった」と言及するよう懇願する。
ストーリーには奥行きがあり、特ダネを棒に振ってまで騒動を収拾するというドラマ性もあった。
しかし、1時間ドラマ枠では詰め込み過ぎで、スムーズにストーリーが進み過ぎた感が強い。
たとえば、「身代金の要求もなく、解放されたのはなぜ?」と考える間もなく、デスクの千華子が真理の父親が誰かをつかんでいた。しかも、その社長については忍布が過去に密着取材をしていたという偶然。同じ偶然にしても、忍布が過去の取材により、真理が社長の隠し子ではないかと推理したのなら、納得できる。千華子役の財前直美の顔を立てねばならなかったのだろうか?
誘拐の動機についても、千華子がスナックママの息子の病気の情報をキャッチしており、忍布同様、視聴者も思考をスキップさせられてしまった。
ストーリーとしては面白かったはずだが、“エスカレーター”、時には、“どこでもドア”で話が進められ、せっかくのゲスト出演の水野真紀も持ち味が発揮されなかった。
それと、私だけかもしれないが、やはり、主人公・忍布に魅力が感じられない(他のキャラクターもそれほど魅力を感じない)。それが一番の問題のように思う。
【ストーリー】番組サイトより
5歳の女の子・日野真理(山本彩葉)が誘拐される事件が発生し、報道協定が結ばれた。だが、京都タイムス社会部記者・鉄 忍布(観月ありさ)は、デスクの古林千華子(財前直見)から、ライバル社に隠れてなんとか母親・恭子(水野真紀)に接近し、手記を取ってくるよう指示される。
真理は、近くのケーキ店に立ち寄る恭子を公園で待っている間に、何者かに連れ去られたという。恭子は、真理の大好物である“豆乳プリン”を買いに行っていたらしい。
シングルマザーの恭子は、弁当店やスナックなど複数のアルバイトを掛け持ちして生計を立てていた。忍布は“働くシングルマザー”の記事のためと偽って、スナックのママ・小久保唯(中込佐知子)ら、彼女の周辺人物への取材をスタート。だが、皆一様に彼女が働き者だと証言するだけで、特に恭子の周囲にトラブルは見当たらなかった。
翌朝、駅前にひとりたたずむ真理の姿を警察官が発見! 無事、身柄が確保されたことから、報道協定も解除された。忍布はすぐさま取材のルールを破って警察署内に潜入し、恭子のもとへ。彼女の信頼を獲得し、手記の内諾を取り付ける。
そんな中、忍布は突然、千華子から情報通信業界の雄、高城信三社長(中丸新将)の取材に同行するよう命じられる。実は、千華子は誘拐犯から一切要求がなかったことを怪しみ、裏取引があったのではないかと勘繰っていた。そして、恭子、高城の繋がりを探っていたのだが…!?
その直後、忍布は高城のひとり娘・村上杏奈(近野成美)の姿を意外な場所で見かけたことを思い出す…! やがて、忍布の執念の取材により、秘められたシングルマザーの真実が明らかになっていくが…!?
監督:田竜太
脚本:西岡琢也
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