リーグ2連覇中のトヨタ自動車 アンテロープス
チームの若返りを図ったとはいえ、“変幻自在”馬瓜ステファニー、“運動量抜群のオールラウンダー”平下愛佳、“パワー抜群で意外に器用”梅澤カディシャ樹奈、“職人スチール王”川井麻衣、そして、“勝負師”山本麻衣の強力布陣!優勝候補筆頭(レギュラーシーズンは、最終盤にデンソーに連敗して2位に甘んじたが)
7人で戦うシャンソン化粧品 Vマジック
詳しい事情は全く知らないが、方向性の違いからシーズン中に7選手が退団、監督も辞任と、チームは空中分解。
それでも、リーグ戦は7位に踏みとどまり、プレーオフではトヨタ紡織、三菱電機に2ゲームとも大逆転で連破し、セミファイナル進出を果たした。
快進撃のシャンソン化粧品(以後、“シャンソン”と表記)だが、さすがにトヨタ自動車(以後、“トヨタ”と表記)には苦しいだろうと見ていた。
ところが、第1ゲームは第1Q途中からゲームの主導権を握り、第2、第3Qはトヨタに反撃を食らい、逆転され更にリードを広げられたが、何度か追い上げを見せ、最後までトヨタを苦しめた。
第2ゲームは、試合開始からトヨタにゲームを支配され、第1Q:6分30秒で5-22と走られてしまう。このまま、ワンサイドゲームになってしまうかと思われたが、体勢を立て直し、徐々に追い上げる。
前半は、縮まりかけるかと思うと14点差まで押し返されるという流れで、10点差前後で推移したが、前半残り3分間は、トヨタオフェンスを防ぎ、シャンソン31-38で終える。
第3Qも、じわじわ点差を詰め、残り34秒でシャンソン47ー45トヨタ、ついに逆転。第3Qは、結局、シャンソン47ー48トヨタとトヨタが1点リードで終了。
第4Qは一進一退の攻防が続いたが、残り7:14 で、金田のシュートが決まり、シャンソン52-50トヨタ。流れはシャンソンかと思われたが、その1分後、山本の放った3Pシュートがネットに吸い込まれ、トヨタ逆転。
この後は、シャンソンが力尽きたような感じで、試合終了。トヨタが66-56で勝利、ファイナル進出を決めた。
シャンソンは大健闘。こんなに頑張るとは思わなかった。……いいチームだった。
きちんとマーク、ディフェンスし、相手にフリーでシュートを打たせない。センターを起点にしてのオフェンスや、ペイントゾーンの相手ディフェンスの裏へのパスを通したりするなど、2メンゲームが上手かった。
そして、何より、イゾジェ ウチェが凄かった。3か月前はウィンターカップを戦っていた高校生とは全く思えなかった。
ひとりで、ステファニー&梅沢やステファニー&シラとリング下で互角以上に戦う(チームのリバウンド数はトヨタが20本多かったが。どちらかというとイゾジェが支配していたように感じた)。
ディフェンダーが届かない高さのアシストパスをキャッチして、体勢を崩さずシュートをねじ込む。
走って走って速攻のシュート。
スローインからのアリュープ(成功しなくても、ファールをもらう)
ペイントゾーンで起点となってパスを出す。
さすがに、最後はバテていた。
非常にいい試合だった!
それにしても、勝負所での山本の3Pシュート、4本!……
チームの若返りを図ったとはいえ、“変幻自在”馬瓜ステファニー、“運動量抜群のオールラウンダー”平下愛佳、“パワー抜群で意外に器用”梅澤カディシャ樹奈、“職人スチール王”川井麻衣、そして、“勝負師”山本麻衣の強力布陣!優勝候補筆頭(レギュラーシーズンは、最終盤にデンソーに連敗して2位に甘んじたが)
7人で戦うシャンソン化粧品 Vマジック
詳しい事情は全く知らないが、方向性の違いからシーズン中に7選手が退団、監督も辞任と、チームは空中分解。
それでも、リーグ戦は7位に踏みとどまり、プレーオフではトヨタ紡織、三菱電機に2ゲームとも大逆転で連破し、セミファイナル進出を果たした。
快進撃のシャンソン化粧品(以後、“シャンソン”と表記)だが、さすがにトヨタ自動車(以後、“トヨタ”と表記)には苦しいだろうと見ていた。
ところが、第1ゲームは第1Q途中からゲームの主導権を握り、第2、第3Qはトヨタに反撃を食らい、逆転され更にリードを広げられたが、何度か追い上げを見せ、最後までトヨタを苦しめた。
第2ゲームは、試合開始からトヨタにゲームを支配され、第1Q:6分30秒で5-22と走られてしまう。このまま、ワンサイドゲームになってしまうかと思われたが、体勢を立て直し、徐々に追い上げる。
前半は、縮まりかけるかと思うと14点差まで押し返されるという流れで、10点差前後で推移したが、前半残り3分間は、トヨタオフェンスを防ぎ、シャンソン31-38で終える。
第3Qも、じわじわ点差を詰め、残り34秒でシャンソン47ー45トヨタ、ついに逆転。第3Qは、結局、シャンソン47ー48トヨタとトヨタが1点リードで終了。
第4Qは一進一退の攻防が続いたが、残り7:14 で、金田のシュートが決まり、シャンソン52-50トヨタ。流れはシャンソンかと思われたが、その1分後、山本の放った3Pシュートがネットに吸い込まれ、トヨタ逆転。
この後は、シャンソンが力尽きたような感じで、試合終了。トヨタが66-56で勝利、ファイナル進出を決めた。
シャンソンは大健闘。こんなに頑張るとは思わなかった。……いいチームだった。
きちんとマーク、ディフェンスし、相手にフリーでシュートを打たせない。センターを起点にしてのオフェンスや、ペイントゾーンの相手ディフェンスの裏へのパスを通したりするなど、2メンゲームが上手かった。
そして、何より、イゾジェ ウチェが凄かった。3か月前はウィンターカップを戦っていた高校生とは全く思えなかった。
ひとりで、ステファニー&梅沢やステファニー&シラとリング下で互角以上に戦う(チームのリバウンド数はトヨタが20本多かったが。どちらかというとイゾジェが支配していたように感じた)。
ディフェンダーが届かない高さのアシストパスをキャッチして、体勢を崩さずシュートをねじ込む。
走って走って速攻のシュート。
スローインからのアリュープ(成功しなくても、ファールをもらう)
ペイントゾーンで起点となってパスを出す。
さすがに、最後はバテていた。
非常にいい試合だった!
それにしても、勝負所での山本の3Pシュート、4本!……
昨年秋から尋常でない忙しさで、英さんのブログを
読むこともままならない日々でした。今回ようやく少し余裕ができまして、セミファイナルを録画で見て英さんの記事も読ませていただきました。
いつもながらの英さんの的確な指摘には、納得の一言です。私的には地元のシャンソンが、ごたごたがありながらも久しぶりに熱い戦いを見せてくれて、感動しました。山本は反則ですね(笑)それはさておき、チームのレベルが拮抗し、例年以上に熱く濃いセミファイナルだったように感じました。(ひとつだけ残念だったのは、デンソー対エネオスでは、審判の笛の基準がかなりぶれていたように見え、選手たちも明らかに不満そうな場面が多々あったことです)
今日からファイナルですね。とても楽しみなカードになりました。ライブ視聴や早期のコメントができるかわかりませんが、また時間があれば記事を読ませていただければと思います。いつもコンスタントでタイムリーな記事アップ、感服しています。
>昨年秋から尋常でない忙しさ
そうでしたか…手を抜けない御性格や事情もありと思いますが、時折、手や気を抜いてくださいね。
今回のプレーオフは見るのが精一杯で記事をきちんと書けないのが歯がゆいです。土日2日続けての4時間以上の中継を観るだけでも大変です。
鬼滅の刃も始まったし、劇場版コナンのテレビもあるし…
実は、秘かに毎日更新しているのですが、けっこう続きます。年当初はそんなつもりはなかったのですが、偶々、1週間毎日更新していたので、続けてみようかなと。
ひと言ふた言でお茶を濁すのは嫌なので、記事に意思を込めて書くようにしています。
シャンソンの健闘は感心しました。《山本の3Pがなかったら》と思います。
クォーターセミファイナル(←ややこしい)、クォーターファイナルの大逆転劇は凄かったですね。私は聞いただけですが、もし、エスカルゴさんが観ていたら歓喜していただろうなと思いました。
>デンソー対エネオスでは、審判の笛の基準がかなりぶれていたように見え
私も2、3度、疑問に思うことがあったのですが、昔ほどのエネオスファンではありませんが、基本的に?エネオスファンなので、エネオスびいきに観ていたので、そこまで感じなかったのですが、きっとそうなのでしょう。
今年のトヨタはレギュラーは昨年並みですが、選手層も薄く、チームの総合力は落ちています。
宮崎、林は低下していますが、宮澤→長岡はプラス、渡嘉敷も復調、星も良いので、エネオスが有利だと見ています。
ファイナルの記事が書けるかは未定です。