今回の主題は、「上層部の圧力や武田教授(小日向文世)への義理に悩ながらも、珠実(江角マキコ)と知佳(石原さとみ)は真実を究明するその思い」と言える。
しかし、ずっと危惧してきたが、いろいろな盛り込み過ぎから、テーマがボケてしまった。
①脅しを受けている武田教授、そして、教授の決断
ずっと引っ張ってきた問題が、ようやく進展。黒幕の正体が気になりますが、納得のいくモノだとよいけれど。
②知佳と名倉准教授(稲垣吾郎)の恋の行方
教授の弱みをつかみ、自分を後任に推薦するようお願いしたり、知佳に弱みを見せるなど人間らしさを見せ、ふたりの距離が縮まってきている感があるが、この二人、本当に好き合っているのかが疑問。何となく付き合っている感じで、惹かれ合っている(いた)様子が少しも感じられない。
なので、取って付けたようなエピソードのように感じてしまう。
特に今回、圧力に抗して解剖に踏み切ったという状況。なのに、解剖の途中で恋話とは、緊迫感ぶち壊し。
③珠実の仕事と家庭の狭間で、葛藤する姿
今回は、夫との行き違いにより、夫婦仲の亀裂が一気に大きくなってしまった。これも、前回から急に浮上して、唐突、いきなり感が強い。母子ネタに詰まり、夫婦ネタに切り替えたとしか思えない。
いろいろな要素を盛り込むため、肝心の話が間延びしてしまった。それに、珠実と知佳が解剖(捜査)を決意するきっかけがよくわからない。
珠実は、ただ被害者の兄の訴えを回想するだけで、特に新たな動機は感じられなかった。
知佳にしても、名倉の「好きならどんな時も、僕だけを味方してくれよ」と弱みを吐露してしまった直後、「おかしいと思ったモノを、黙って見ている訳にはいかない」と再捜査に向かってしまう。そりゃあ、名倉の態度に幻滅したのかもしれないが、名倉の吐露をスルーして捜査に向かうのは唐突過ぎ。
珠実と知佳の決断・決行は夜中の方が、ストーリー上都合がよく(夜中の方がこっそり解剖ができる、珠実の夫を一晩中イライラさせる)、ついでに無理やりエピソードを詰め込んでしまったかのように感じる。
サブタイトルがあまりにも内容そのもの。
裏をかいて、逆に教授は助かるの? タイトルにも「?」がついているし。
普通に考えると、衝撃的なタイトルで視聴率稼ぎ。いろいろ、面白そうな要素を並べて、内容は別にして、面白そうに思わせる手法がタイトルにも活用している?
しかし、ずっと危惧してきたが、いろいろな盛り込み過ぎから、テーマがボケてしまった。
①脅しを受けている武田教授、そして、教授の決断
ずっと引っ張ってきた問題が、ようやく進展。黒幕の正体が気になりますが、納得のいくモノだとよいけれど。
②知佳と名倉准教授(稲垣吾郎)の恋の行方
教授の弱みをつかみ、自分を後任に推薦するようお願いしたり、知佳に弱みを見せるなど人間らしさを見せ、ふたりの距離が縮まってきている感があるが、この二人、本当に好き合っているのかが疑問。何となく付き合っている感じで、惹かれ合っている(いた)様子が少しも感じられない。
なので、取って付けたようなエピソードのように感じてしまう。
特に今回、圧力に抗して解剖に踏み切ったという状況。なのに、解剖の途中で恋話とは、緊迫感ぶち壊し。
③珠実の仕事と家庭の狭間で、葛藤する姿
今回は、夫との行き違いにより、夫婦仲の亀裂が一気に大きくなってしまった。これも、前回から急に浮上して、唐突、いきなり感が強い。母子ネタに詰まり、夫婦ネタに切り替えたとしか思えない。
いろいろな要素を盛り込むため、肝心の話が間延びしてしまった。それに、珠実と知佳が解剖(捜査)を決意するきっかけがよくわからない。
珠実は、ただ被害者の兄の訴えを回想するだけで、特に新たな動機は感じられなかった。
知佳にしても、名倉の「好きならどんな時も、僕だけを味方してくれよ」と弱みを吐露してしまった直後、「おかしいと思ったモノを、黙って見ている訳にはいかない」と再捜査に向かってしまう。そりゃあ、名倉の態度に幻滅したのかもしれないが、名倉の吐露をスルーして捜査に向かうのは唐突過ぎ。
珠実と知佳の決断・決行は夜中の方が、ストーリー上都合がよく(夜中の方がこっそり解剖ができる、珠実の夫を一晩中イライラさせる)、ついでに無理やりエピソードを詰め込んでしまったかのように感じる。
サブタイトルがあまりにも内容そのもの。
裏をかいて、逆に教授は助かるの? タイトルにも「?」がついているし。
普通に考えると、衝撃的なタイトルで視聴率稼ぎ。いろいろ、面白そうな要素を並べて、内容は別にして、面白そうに思わせる手法がタイトルにも活用している?
>教授がもしかして死んでない??
タイトルと言い、珠実へ託したものと言い、娘との食事と言い、死亡フラグ立ちっぱなしで、却って(死亡したか)怪しいです。
珠実に託した時の表現も
珠実「いつまで預かるのですか?」
教授「私が返してくれと言うまでです」
というような感じで、微妙です。
何を考えているのか分からない名倉准教授、仰るとおり、稲垣吾郎さん適役ですね。