布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

エッセイスト岸本葉子氏の文芸講演会

2009-02-15 | その他
旅のエッセイストとして有名な岸本葉子氏の文芸講演会です。しかも、主催が、柏市の市立図書館というところが味噌です。近年の柏の図書館は、図書館祭りを初め、直接市民に情報を発信し始めておりますね。柏駅東口の駅前周辺に作る新しい図書館建設についても、ある程度の方向性を確保でき、建設に向けての具体的動きを歩み始めている今日、やはり、今後の課題は市民と図書館の関係をどう築くかに移りつつあるようにあるようですね。そこで、今、市民の多くが関心のあるNPO・起業問題やシニア問題、そして病気の「がん」等に関する話題や図書を積極的に提供している。今回の講演会は、この「がん」という病気の患者の苦痛を和らげる「緩和ケア」という話題に図書館としてコミットしたといえます。特に、女史は7年前に、がんの手術を受け、一患者としてがんに向き合って生きてきた日々の経験をもとに、心の経過を振り返り、心の痛みを和らげる方法を、語ってもらうようですね。
では、以下にその講演会の概要を紹介します。
開催日時    平成21年3月7日(土)午後1:30
              開  始 午後2:00
              終  了 午後4:00
開催場所    アミュゼ柏 クリスタルホール 柏市柏6丁目2-22
演  題     心の痛みをやわらげる ~がん患者の経験から~
講  師     岸本葉子氏(エッセイスト) 
対  象     どなたでも
入 場 料     無料(但し、事前申込制です。)
定  員     300名になり次第締切。
主  催     柏市
          柏市立図書館
申し込み     2月17日(火)から図書館本館へ電話か直接来館して下さい。
          TEL:04-7164-5346
最後に、岸本葉子氏の簡単なプロフィールを紹介します。
1961年鎌倉で生まれ、東京大学教養学部卒業。保険会社に2年4ヶ月勤務した後、北京外国語学院留学生として中国に滞在。帰国後、旅行エッセイとしてデビューし、1989年には『微熱の島 台湾』を発表し、旅にまつわるエッセイで活躍。2001年に受けた虫垂がんの手術体験を、『がんから始まる』(晶文社)として2003年に発表し、大きな反響を呼ぶ。
<代表作>
☆『微熱の島 台湾』(単行本:凱風社/1989年、文庫:朝日文庫/1996年)
☆『やっぱり、ひとりが楽でいい!?』(単行本:講談社/1994年、文庫:講談社+α文庫/1997年)
☆『がんから始まる』(単行本:晶文社/2003年、文庫:文春文庫/2006年)、他
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