奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

暖かな天気で野菜の苗も育つ

2012-03-26 20:00:36 | 
このところの陽気で苗の成長が驚くほど早くなってきている。
と言っても毎日が暖かなわけではない。
3日前に28度を記録したと思ったら、その後2日連続で17度にとどまっている。
20度を下回るとひどく寒く感じる。







野菜の苗も大きくなってきているので、昼間は日当たりのいい場所で十分日光を当てる






朝一番で水やりをたっぷりしているので、蝶が水を吸いにやってくる
何という蝶なのか知らないが、最近よく見かける
このあたりを縄張りにしているのだろう





キュウリの苗がひょろひょろしてきたので、もっと大きなポットに植え替えることにした
肥料も与え根がしっかり張るように気合をいれてやる







スイートコーンの芽もセルポットでは窮屈そうになってきたので、こちらは畑に定植する
割り箸で根を切らぬようていねいに植え替える
受粉しやすいように1列ではなく密集して植えるように栽培講習会で習った







奄美では、というか我が家の畑ではこの時期強い風が吹き荒れる
しっかり風よけをしておかないと若い芽はすぐ枯れてしまう
去年は鳥についばまれてしまう事もあった







春分の日に近いある日、西に沈むおだやかな夕陽
だいたいこのあたりが真西という事になる





我が家のまわりで咲く花たち

2012-03-25 20:00:12 | 暮らし
去年から我が家のまわりをきれいな花で彩ろうと様々な花の種や球根を植えている。
最近それらのうちのいくつかが、花を咲かす準備にとりかかっているようだ。





いつだったか近所のKさんのところからもらった球根を家の前に植えて、そのまま忘れていた
気がつくといつのまにか蕾をつけていた





シラーベルビアナという花だそうだ
緑の葉が大きくなってきているのは気がついていたが、花が咲いて初めて球根を植えたことを
思い出した






ギガンチュームの球根も順調に育ってきている
こちらは植えたのは覚えていたのだが、芽を出すまでにずいぶん時間がかかり、もう枯れてしまった
のかと諦めかけていた
芽が出てからの成長は早く、もうそろそろ花を咲かせてくれる予感が漂う
どんな花が咲くのか知らないので楽しみだ








ゼラニウムは生命力が強く茎の先端を切って地面に挿しておくだけでどんどん増えてくれるので
我が家のまわりはこの花がいたるところで花を咲かせている
ただすべてピンク色なので違う色の花の茎をどこかでもらってこようと考えている







プランターに種を蒔いたヒマワリが芽を出したのでバナナの木の根元に植え替えた
ところが3日目の朝にはすべて姿を消していた
最初は風で吹き飛ばされてしまったのかと思ったが、どうも鳥が食べてしまったらしい
そういえば去年もひまわりの苗は大きく育つ前になくなってしまっていた
また種の蒔き直しだ
どの鳥だかは知らないが、また今度同じまねをしたら石を投げてやる





とりあえず今無事に残っているのはこの苗だけだ
この1本だけでも花を咲かせてほしいものだ






スイカ畑の準備にはさとうきびの葉

2012-03-24 20:00:34 | 
先日の夏野菜栽培講習会でスイカの育て方を習ってきた。
今セルポットに種を蒔いて苗を育てているところだが、畑作りも始めなくてはならない。





まずは畑に堆肥をすき込むのだが、これは苗を植えつける1ヶ月以上前には行なっておかなくては
ならないとのこと
あとどのくらいで苗が植えられるまでに育つのか知らないが、とにかく急いで準備したほうがいい
のは確かだろう
今回の講習で習ったように、まず最初は畝幅の三分の一の部分だけに堆肥を撒く






次に畑に敷くワラを用意しなくてはならない
奄美で今の時期に探すとなると、やはりさとうきびの皮がいいだろう
近所のセイジさんの畑に行って積んであるのをもらってくる






野菜畑に撒く人も多く、早めにもらいに行かないとなくなってしまう
一輪車に積んでよたよたしながら我が家の畑まで数往復する








それをスイカ畑の畝の残り三分の二の面に敷き詰める
前回うまく育たなかった小さな理由のひとつがこの敷きワラをきちんと敷かなかったことであった
ような気がしてならない
これをしたから大丈夫とは思えないが、とにかく今年は悔いの残らぬよう、教えられたことはすべて
実行しておこう








ワラはイチゴを作っている畑の地面にも敷いておく
これで実に泥がついて腐ってしまうことも減ってくるだろう
さとうきびの葉は耕運機の刃に絡みついてしまうため、どこの畑でも撒いていいというわけには
いかないが、地面の乾燥を防いでくれるし時間が経つと肥料分として土に吸収されるので重宝されて
いるようだ


じゃがいも

2012-03-23 20:00:58 | 
ダイコンを収穫した後も畑仕事は続く





まずはもうとっくの間に食べ頃になっているはずのジャガイモ掘り
少しずつしか食べられないので都度畑から掘り出してくる
大根が続いた我が家の食卓は、これから当分じゃがいもが続くことになる






新じゃがはやっぱりふかしてそのまま食べるのが一番
最初の収穫はシンプルなふかしいも
残りはポテトサラダ





次に作ったのが肉じゃが
北海道出身者にとっての肉じゃがの肉とは豚肉のことである
我ながらいい味付けであった






近所のクボさんのところでご馳走になっておいしかったので、真似をして作った鶏のぶつ切り野菜
スープ
鶏のダシがきいて本当においしい
使われている野菜はすべて我が菜園でとれた新鮮野菜




農業について学ぶ

2012-03-22 20:00:07 | 暮らし
パソコンが壊れてヒマにしていたときの話。





何もする事がないので、部屋の隅に積んであった農業に関しての雑誌などの記事を整理していた
それぞれの野菜の育て方や土の作り方など農業についてのいろんな知識についての膨大な量の記事だ
これを1ページずつ目を通しテーマごとにファイルしていく
毎晩夜遅くまでかかって、結局全部で1000ページ位は読んだのでないだろうか
一人の夜長の暇つぶしにはとても役に立った






まとめたファイルは30冊近くになった
おかげで2週間たらずの間に農業に関する知識は随分と広がった
しかし得た知識はその後の2週間で急激に頭の中から消え去っていった
野菜の種を蒔こうと、いざ畑に出ても株間は何センチとればいいのか、発芽の適温は何度くらい
なのか等々、覚えたはずの事柄が全く頭の中に残っていない
疑問点が出るたびに部屋に戻ってファイルを開いて調べる日が続いている






奄美では素人向けに春と秋の2回、講習会を開催して野菜作りについて教えてくれている
これが分かりやすくて実にいい
毎年教える内容がそれほど変わるわけではないのだが、ためになるので今年も参加してきた
前回の冬野菜の講習会では会議室に入りきれないほどの人数が集まったので、今回は大きなホール
で行なわれた






夏野菜の公衆ということでトマト・ナス・ピーマン・キュウリ・オクラ・スイカ・スイートコーン
の育て方について学ぶ
去年はスイカとスイートコーンに挑戦して全くうまくいかなかったのだが、今回の説明を聴いて
かなり間違った育て方をしていたことが判明した
やはり本や記事を読んだだけではわからないことがたくさんある
今年は教わったとおりにやってみようと思う






この日会場に我が家の畑でとった土をビニール袋に入れて持参した
農業支援の一環として土壌診断もしてくれているのだ
結果については後日、営農支援センターのNさんがわざわざ家まで報告に寄ってくれた
土壌は北の畑は弱酸性、南の畑が弱アルカリ性の土壌とのこと
土壌の改善方法の他にも、防風のしかた等いろいろとアドバイスをくれた
さすがは奄美、親切な対応である
畑の改良に関して、これからいろいろしなければならない事がたくさんありそうだ