奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

早朝の海岸散歩

2009-09-25 17:17:12 | 奄美の自然
毎日の朝の散歩の風景。






報告が遅れたが先日あーりーばーど4号(ママチャリ)が新たに配備された
今日はこれに搭乗して朝のパトロールに出発することにしよう

この日もまたかめの孵化は見られなかったので、その辺は割愛して最後帰る部分だけ・・






サイクリングロードにでたら少し走った先で自転車を置いて砂浜に降り、子ガメを探して
1kmくらい歩く
海岸線が、ウミガメにとって産卵のために上陸しにくいリーフに変わるあたりに丁度サイクリング
ロードに上がる階段があり、いつもそこで引き返す事にしている

サイクリングロードを行かずに壁の上に登り、そこを歩く、いい年をして・・






壁の上に立つとすごく眺めがいい
リーフの外側は急に深い海になっていて結構魚がつれるようだ
今度釣竿をもってこよう!






もうクモだのカマキリだのは見たくもない!という声も聞こえてきているので
たまにはムシ以外の写真を・・

また自転車に乗りサイクリングロードを家に向かっていると端でヤギが草を食んでいた






親子だと思う
首輪をしているし、人を全く怖がらす無視していることから近所の飼いヤギと思われるが
なんでこんな所にひょっこりいるのだろう?
初めて見た!







浜辺にも秋の気配

2009-09-24 18:43:20 | 奄美の自然
ウミガメの孵化を見るため、もう無理とは思っても意地になって、ずうっと毎朝浜を歩いている。
そうするとちょっとした季節の変化が肌で感じられるようになってくる。

相変わらず日中は30度を越えて暑い日が続いているが早朝の海岸はめっきり秋めいてきている。





おなじみの土盛海岸からのぼる朝日
だんだん夜明けが遅くなってきている





そして陽の光も真夏のそれとは違い、ちょっと弱々しく優しさを感じる





砂浜にも人の足跡がめっきり少なくなり、鳥がえさを啄ばんだ跡だけがさびしく残される・・

なんて言ってたらシルバーウィークで人がまたごそっと押し寄せ、海岸は人間の足跡だらけになっている


畑をシートで覆う

2009-09-23 15:31:53 | 
畑の最近の動向について。
堆肥をいれて、トラクターで耕して、その次やっている事は・・。

ショージさんからのアドバイスは土の殺菌。
ビニールのシートで畑の表面を覆うことにより、太陽熱で土の中にいる害虫や雑草の種を根絶やしにしてしまう。
ショージさんの畑で使ったシートの残りをいくつももらってくる。






何せ、使い残しをもらってきたものだから、残量が少なくて途中でなくなってしまう
すると、そこからまた別のシートを持ってきて表面に張っていく

この日は結構風が強くてシートがバタバタゆれる中を素早く両端に土をかぶせて重しをしなければ
ならず、その中で何度もシートを取り替えるのはかなりきつかった






それでも何時間か後には色も幅もまちまちのシートが畑のかなりの部分を覆い(ちょっと足りなかった)、
「パッチワークの丘奄美版」が出現した

こうやって見ると、こんだけの土を掘り返してシートにかけていくのだから、えらい重労働だ






風も強かったが、この日は日差しが強烈で少しするとシートの内側が水蒸気でくもってきた
こうして土壌がどんどん改良されていくようで、うれしくなって腰の痛みを忘れしばし満足げに
畑に見入ったひと時であった

来月になったらもう一度トラクターで耕してもらう



我が家を訪問する生き物たち

2009-09-22 17:12:41 | 奄美の自然
あーりーばーどを訪れる生き物はクモなどの虫が多いが、他にもいろんな訪問者がいる。
ほとんどの時間を過ごしている小屋が古くガタがきていてスキマがたくさんあるし、網戸のアミが
ところどころ破れているので、小さな生き物はが入ってくることができるから。
しかしそれよりも大きいのは昼間は風通しをよくするために、ときには夜も戸を
開けっ放しにしているので像やカバ以外のたいていの生物は出入り自由になっているのだ。





正直何故海から離れているここにカニがいるのかよくわからない






網戸にカニが張り付いているいるのはなかなか不思議な光景だ






これはイソヒヨドリ
オスは非常にきれいな鳥だ






完全にパニくっている
すずめが迷い込んだときもそうだが、くちばしが開いたままで右往左往する
人間と同じようにあせっているのが感じられる

クモは友達2

2009-09-21 21:35:13 | 奄美の自然
また飲んだくれ企画が突然入り、昨日のブログを書くことができなかった。
でもいろいろあったので、その事については後日紹介したい。

クモについてもう1回。
生態系が確立している奄美に住んでいる限りクモと関わりを持たずに過ごすというのは無理だと思う。
好きだろうが嫌いだろうがクモとは共存していかなければならない。






ある日、ひとりさびしくちゃぶ台で晩餐会をも催していると大きなクモが出てきた

A号室での出来事である




こちらの様子ををジィーっとうかがっている
実にでかくて風格がある
でも、可愛らしさは微塵も感じられない







食べていたハムのきれっぱしをあげてみたが、あまり好きではないみたいだった
肉食昆虫(クモって昆虫だっけ?)だからといって肉が好きなわけではないのだ、と感じた
でもその時、何かペットにエサを投げ与えているかのような感覚にとらわれた

結局、何が言いたいのかといえば、新しい部屋でクモとの共存生活がこれから始まるような
気がして、少しうれしさを感じたのでした。
クモをただ毛嫌いするだけでなくその存在を認めつつ、あまりこちらの生活をジャマされない
そんな接し方といか考え方をしていけそうな気がした
ここではクモが多すぎてクモを見るたび、いちいち嫌悪感を感じていたら疲れてしまうから・・。
だからどうしたということではないのだけど。