奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

ウミガメ産卵のその後

2009-09-04 19:57:04 | 奄美の自然
奄美に戻ってきてからも相変わらず毎朝5時半に起きて浜へ行き、ウミガメが
孵化していないか見て歩いている。

でも砂浜を波打ち際まで向かう、子がめの足跡がほとんど見当たらない。
おかしい・・




波が以前より少しずつ高くなってきているようだ






でも土盛海岸の朝日は前と変わらずきれいだ






ヤドカリとは明らかに違う小さな生き物の足跡
産卵場所のまわりをうろうろした後・・






あたふたと海に向かっている
どう見てもかめの赤ん坊だと思うのだけど、足跡が一匹分しかない
そんなははずないし・・


この状況について浜を歩きながら考えた
推論1
 まだ卵が孵化していない
  →5月から産卵が確認されていると観察員の人が言っていた
   9月に孵化していないなんて考えられない

推論2
 もう卵から孵っていて、足跡が消えてしまっている
  →かめより軽いヤドカリの足跡がたくさん残っている
   それにすべて消えてしまうなんて考えにくい

推論3
 そもそもこの海岸にウミガメは産卵していなかった
  →あんなに親がめの足跡があったのにおかしい
   監視員の人も確認していた

推論4
 孵化した子がめに羽がはえていてどこかへ飛んでいってしまった
  →羽がはえたかめをウミガメと呼んでいいのだろうか
   ガメラ?   


結局よくわからないが4番目の仮説が事実に最も近いのではとの結論に達した・・