婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

太宰治/三鷹市美術ギャラリー

2023-09-19 15:36:22 | Weblog




さよならだけが人生だ
その言葉だけに惹かれて覗きに行きました。

太宰治の小説を読み始めたのが小学校6年生の時からだから ずいぶんませた子供だったのかもしれない。
『斜陽』だったかな?
何が一番 印象的だったかと言えば 外でお母さまがおしっこをする描写でした。
衝撃的だったかもしれない。
後に学校の帰り道 草むらでスカートを広げて真似をしてみた。
間の悪いことに密かに憧れていた方が通った。
とっさに野の花を摘んでいるふうを装うのだが バレたかしら?とドキドキだった。
しばらく太宰治にかぶれた時期は、あったが
大人になって嫌悪感を覚えるようになる。
『選ばれてあることの恍惚と不安と我にあり』
こんな男の人は、大嫌い!!とまで思ったから凄い。

それでも気にかかる。

こっそり出かけた。

中学校の担任の喜代治先生を思い浮かべながらの帰り道。
(太宰治の名前を聞くと先生を思い出す。おそらく先生は太宰治にかぶれていたのかもしれない。グッバイの小説を教えてくださった)

さよならだけが人生だって泣きたくなる。


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2023年70回 日本伝統工芸展

2023-09-19 14:51:59 | Weblog
第70回 日本伝統工芸展
THE 70th JAPAN TRADITIONAL Kōgei EXHIBITION
2023年9月13日(水)〜9月25日(月)
午前10時〜午後7時[最終日午後5時終了]
日本橋三越本店 本館7階 催物会場
[入場無料]


9月も半ば過ぎなのにじっとしていても汗が噴き出す日。
息子にワンコのドックシッターをたのんで出かけてきました。

今風に言うなら
私の推しの陶芸家
『末岡信彦』先生様です。




白牡丹の色が重厚で思わずうなる。
年齢のなせる技かしら?
この皿をわが胸に抱きたいなんて思っていたら
警備員の方が走ってきた。

「お客様!スマホを作品の真上での撮影は、おやめください」

私は、まだスマホすら出さずに見とれていました。

えっ!?と周囲を見渡すと 誰かが誰かの作品の真上でスマホで撮影していたのだ。
この行為、その後もたくさん見かけました。
自分だけは、落とさないと思っていらっしゃるようです。

楽しくなるようなお皿を発見!



オニヤンマ見つけた。




時間のたつのも忘れて会場を歩き回ってしまいました。


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