崩れる社会保障制度

社会保険
国民健康保険
　
厚生年金
国民年金

介護保険

生活保護

　バブル（私はこのバブルの時代、貧しくあまり実感がない）が崩壊して　何が　まっさきに変わったかというと『社会保障』が　揺らぎ始めたことではないでしょうか?
　日本の社会保障は、家族　企業にたよって成り立っていたのではないかという感があります。
　経営が苦しくなると真っ先に　人件費それに関わることを考えます。利潤を追求しなければいけないのだから　当然といえます。正社員を抱えることを少なくするということは　社会保険　厚生年金の半分の負担が楽になるということです。少なくなった人員は　パート　アルバイト　派遣　様々な方法で補充されますが、残念ながら　正社員でなくなった人間は　個人で　国民年金　国民健康保険を負担しなければいけないのです。所得が減った　しかし　支出も多いということになっていきます。当然　払えなくなる人も出てくると思います。国民健康保険は　保険料を一年間滞納すると　保険証はとりあげられます。
　バブルの時期までは、案外　簡単に受けられた生活保護も当然　いつまでも豊富にプールがあるわけではありません。気づいた時はひどい状況でしたので、ぐんと査定が厳しくなり　おいそれとはうけられません。
　たのみのつなの年金も　どんどん人口の高齢化が進み　企業は非正社員が増える中で　当然　世界でも有数な社会制度といわれましたが！？思惑どおりには事が運ばなくなってきました。
　最後　家族は核家族が多くなり　しかも安定した収入が得られないまま　しかたがなく独身のまま年をとったということも多くなってまいります。ようするに『一人』という現象が生じるわけです。ここで　介護保険が登場です。これも　なんだか不都合ができたらしく要介護の認定度が変更になりました。自分はまだまだ大丈夫と気にもとめないうちに変わるのです。おそらく将来　充分な介護は期待できません。（介護を受ける側の人に対して想像力がない）
　つらつら考えるに『社会保障制度』は、崩壊へむかっているのでしょう。
安心していると大変なことになるのかなって　ぞっとします。
　若い子は　目の前のことしか考えないのか　
「正社員は給料から引かれるものが多いから　非正社員で手取りが多いほうがいいよな」と平気で言う輩が多い。自分で払う保険料（国民年金　国民健康保険）その他のことは　頭の中にはないのだろう。あまりに安易な考え方しかできないのは残念です。
　さて、もう一度　今　たくさんの社会保険料を払っていてもそれが払えなくなる　と保険証は没収で病院は全て実費です。
　市町村によって保険料の金額は違います。
　介護保険の査定で介護が不十分な場合　実費で人をたのまなければいけません。
　ようするにお金がないと駄目です。
　　

　いろんな事柄が山積みの昨今　確実に社会保障制度の瓦礫の下敷きに大勢の人々　がなるでしょう。そう　私も例外ではなく・・・。