映画「クライマーズ・ハイ」を観てきました。
初日の第1回上映ということで、どのくらいの入りかな?と思いながら入りましたが、あまりいい出来とは言えませんでした。
映画の内容についてはあまり深く立ち入ると、今から観る人たちの楽しみを奪うことになるので、さらっと流そうと思います。
映画は、原作のイメージをほぼ踏襲しながら、映像ならではのシーンをいくつもつなげている面白い作品に仕上がったのではないかと思います。
テーマは、1985年に起きた御巣鷹山に落ちた日航ジャンボ機墜落事故を取材する新聞記者の物語です。作者の横山秀夫氏は、当時地元群馬の上毛新聞の記者だった経験を生かして、自己の経験や、新聞社内のいろんなしがらみや葛藤を描いた小説を発表しています。
オープニングから現在と1985年を行ったり来たりするという、よくあるパターンで描きながら間延びすることもなく緊張感が持続する作品になったと思います。
映画の冒頭で見たことのある駅が出てきました。JR上越線の土合駅です。この駅は谷川岳の登山基地としても有名です。地中深く掘られたトンネルの中にある駅です。地上に出るまで486段の会談を登らなくてはいけません。俗にもぐら駅と言われています。
谷川岳の一の倉沢まではほぼ観光コースになっていますが、そこからロッククライミングの聖地とまで言われている衝立岩があります。その岸壁の登攀は登山家にとって一種の憧れにちかいものがあります。
私もそのふもとまでは行ったことがあります。岩登りをする気持ちは全くありませんでした。
タイトルのクライマーズ・ハイとは登ることに夢中で怖さを知らずにいることを指しています。もう一つ、日航ジャンボ機墜落の取材に夢中で何もかも忘れていることのどちらもかけているようです。
この映画を観ながらいつもと違う目で見ている自分に気づきました。いつもなら登場人物の誰かに入れ込んでしまってその誰かの目線で見ているのですが、今回は客観的に観ていました。
悲惨な事故を取材している記者と、それを紙面にしていく裏側を見せられると、人に何かを伝えることの意味とは何か?何を伝えればいいんだろう?伝えることによって何か創造できるのだろうか?そんなことを考えていました。
新聞は記事の中身だけでなく、たくさんの広告でなりたっていることも何かいやな気持ちになったようです。
最後まで夢中で観ていたけど、終わってから気持ちの上でどこかすっきりしないそんな気持ちでした。
新聞記者の使命は何なんだろう?一度は憧れた職業だけに複雑な思いでした。
初日の第1回上映ということで、どのくらいの入りかな?と思いながら入りましたが、あまりいい出来とは言えませんでした。
映画の内容についてはあまり深く立ち入ると、今から観る人たちの楽しみを奪うことになるので、さらっと流そうと思います。
映画は、原作のイメージをほぼ踏襲しながら、映像ならではのシーンをいくつもつなげている面白い作品に仕上がったのではないかと思います。
テーマは、1985年に起きた御巣鷹山に落ちた日航ジャンボ機墜落事故を取材する新聞記者の物語です。作者の横山秀夫氏は、当時地元群馬の上毛新聞の記者だった経験を生かして、自己の経験や、新聞社内のいろんなしがらみや葛藤を描いた小説を発表しています。
オープニングから現在と1985年を行ったり来たりするという、よくあるパターンで描きながら間延びすることもなく緊張感が持続する作品になったと思います。
映画の冒頭で見たことのある駅が出てきました。JR上越線の土合駅です。この駅は谷川岳の登山基地としても有名です。地中深く掘られたトンネルの中にある駅です。地上に出るまで486段の会談を登らなくてはいけません。俗にもぐら駅と言われています。
谷川岳の一の倉沢まではほぼ観光コースになっていますが、そこからロッククライミングの聖地とまで言われている衝立岩があります。その岸壁の登攀は登山家にとって一種の憧れにちかいものがあります。
私もそのふもとまでは行ったことがあります。岩登りをする気持ちは全くありませんでした。
タイトルのクライマーズ・ハイとは登ることに夢中で怖さを知らずにいることを指しています。もう一つ、日航ジャンボ機墜落の取材に夢中で何もかも忘れていることのどちらもかけているようです。
この映画を観ながらいつもと違う目で見ている自分に気づきました。いつもなら登場人物の誰かに入れ込んでしまってその誰かの目線で見ているのですが、今回は客観的に観ていました。
悲惨な事故を取材している記者と、それを紙面にしていく裏側を見せられると、人に何かを伝えることの意味とは何か?何を伝えればいいんだろう?伝えることによって何か創造できるのだろうか?そんなことを考えていました。
新聞は記事の中身だけでなく、たくさんの広告でなりたっていることも何かいやな気持ちになったようです。
最後まで夢中で観ていたけど、終わってから気持ちの上でどこかすっきりしないそんな気持ちでした。
新聞記者の使命は何なんだろう?一度は憧れた職業だけに複雑な思いでした。
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