活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

やじで見えてきた安倍晋三と自民党の「底なし」の劣化

2015-02-23 22:52:50 | Weblog
共産党志位委員長の演説中に自民党側から、「さすがテロ政党」とやじったのは、自民党山田賢二衆院議員が「自分がやった」と名乗り出て、謝罪したことから落着した。やじを飛ばすのは大抵自民党側からである。これは国会でも地方の議会でも変わらない。

山田議員の「やじ問題」が終わったと思ったら、同じ19日に衆院本会議で民主党玉木雄一郎議員が、西川公也農相の「TPPとカネ」の問題を追究していたところ、安倍晋三が「日教組、日教組」と、わめきやじを飛ばした。呆気にとられた玉木が安倍に向かって、「やじを飛ばさないでください」と懇願したにも拘わらず、安倍はうすら笑いを浮かべながら「日教組はどうするんだよ」と畳みかけたという。

玉木の質問にまったく答えず、質問の趣旨とは関係ない「日教組」の問題を持ち出しては、質問者を罵倒する安倍晋三。

ネトウヨが主義主張の異なる相手に罵声を浴びせるが、ばかの一つ覚えに「反日」「左翼」「日教組」などがある。品のないやじを飛ばした、安倍の態度はネトウヨを意識してのことだろう。

一国の首相たる安倍の振る舞い、余りにも恥ずかしくないか。安倍と自民党の「底なし」の劣化を象徴するものであり、いっときも早く退場させることしか解決はない。