活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

安倍・産経・曽野がアパルトヘイト賛美で「後進国日本」を世界に輸出

2015-02-17 21:46:00 | Weblog
前近代的思想の持ち主で、安倍晋三へ助言もするという作家の曽野綾子がごろつき産経新聞に、人手不足に悩む介護業界の解決策として、移民を積極的に受け入れたらいいとの考えを披露した。その上で、「南アフリカのアパルトヘイトを賛美する」とするコラムを寄稿した。

曽野・産経は安倍が今はひた隠ししている「戦後レジームからの脱却」を標榜、戦前の日本に回帰することの良き理解者である。曽野は中学校道徳教科書に「誠実」を教える題材にも登場するというから、「何をか況んや」である。しかも、安倍らのグループが曽野の登場を、文科省に働きかけていたことも明らかにされている。

曽野のコラムは海外メディアが大きく報道した。曽野はもとより、産経までがコラムを無批判に読者に提供したことを、「後進国日本」として世界に向け発信した。安倍・産経・曽野ら右派差別勢力の分別なき動きにより、戦後日本が築いてきた、「対外イメージ」は大きく損なわれた。「日本の恥」曽野を道徳教科書から、早急に追放することが望まれる。