活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

無能宰相誕生は日本の悲劇

2010-10-09 19:16:01 | Weblog
国家の財政が危機的状況にある中、これから抜け出すには「入るを図り、出づるを制す」の経理原則を徹底するしかない。

ところが菅直人首相には、この大原則が理解できないらしい。口だけは達者であるが、「足し算、引き算」の計算能力は幼稚園児並みである。

幼稚園児並みの頭脳の持ち主の菅首相が、法人税の減税を関係者に指示したというから、頭が壊れたとしか言い様がない。よくもまあ首相の座に居られるものである。

大企業には減税して国際競争力をつけてもらいたいらしいが、「お人好し」にもほどがある。減税してもらった分は海外に投資され、国内は空洞化がますます進行する。

頭の壊れた菅首相は法人減税の要求に応え、実現させることで「貸し」を作って、景気浮揚につなげるつもりらしい。しかし、財界・大企業は「借り」を念頭に置くわけでもなく、単に減税の成果をよろこぶだけである。はっきり言えることは、大企業からの社会への貢献などは絶対にあり得ないということである。結局、馬鹿をみるのは菅首相だけということになる。

自民党政治から政権交代を果たした民主党であるが、このような「体たらく」まで託したおぼえはない。どうして国民の感情が理解できないのだろうか。

日本を救うのは民主党や自民党では無理なことがわかった。国民目線の政党の大躍進が待ち望まれる。いまこそリベラルな政党の出番が期待されるときはない。