活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

民主党の病巣に厄介者枝野氏あり

2010-10-04 09:54:33 | Weblog
前原外相、日中は良き隣人=岡田氏「中国は重要な国」(時事通信) - goo ニュース

民主党枝野幹事長代理が2日、さいたま市で講演したとき中国を「悪しき隣人」と強く批判した。幹事長代理の職に就きながら、民主党の基本方針を踏みにじる発言をしたこと、まことに遺憾である。

隣国中国と戦略的互恵関係を構築することが民主党の基本方針である。漁船衝突事件で関係が悪化しているが、分別をわきまえない言動である。また、枝野氏は講演で「中国との戦略的互恵関係などありえない」とも語った。

民主党方針がまったく理解できない枝野氏は政治家失格である。中国でさえ日本を名指しで、このような批判はしていない。差別的発言をすることで、日中関係をわざわざ壊す必要はあるまい。

「反小沢」の旗頭枝野氏は菅直人首相ともども、7月の参院選大敗の主犯格である。責任を取らずに、足を引っ張ることだけは相変わらずである。枝野氏の舌禍から関係修復が遠のくことが懸念される。

岡田幹事長や前原外相が舌禍の火消しに追われているが、厄介者の枝野氏をだれも譴責しないところに民主党の病巣がある。