「クラスター爆弾は防衛に必要」 空幕長が明言(朝日新聞) - goo ニュース
防衛庁から防衛省に格上げされてから、ご本人も格上げされたつもりでいるのでしょうか。この爆弾はアメリカが効果を確かめるため、アフガニスタンやイラク戦争で、無抵抗な市民を殺戮した恐るべき兵器なのです。この爆弾を防衛に必要ということは、攻撃を受けたことをすでに想定しているのです。
いつから、日本は外国から攻撃されるようになったのでしょうか。島国で海岸線を伝い侵入されたときに有効とのことらしいですが、そもそも日本は戦争できない国なのです。戦争を前提にした軍備増強のためにクラスター爆弾が必要ということは空幕長として問題発言と考えます。
国防族といわれる方は、いつも戦争状態になることを欲しているように思えるのです。仮想敵国を作りどのように交戦するか作戦を立てることにしか喜びを感じない人たちでないでしょうか。平和を願う市民を煙たがる傾向があるようです。「あの戦争」では何百万人の死傷者を出し、広島、長崎に人類史上最初の原爆を落とされた悲劇を繰り返さないと世界に約束したのです。
それをすっかりお忘れのようで、憲法改正してすっかり戦争できる日本になったと錯覚されては困るのです。島国だから防衛に有効との説明も理解できないのです。強調したいのは陸自や空自にもっと装備させたいからではないでしょうか。それにしても時代感覚に欠ける防衛省幹部の有頂天発言ではないでしょうか。