Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

読み違え

2009-05-22 06:17:27 | 未分類
岡田と鳩山

「検察高笑? その2」において、権力、マスコミによる岡田洗脳が効果的であり、「自民党・カルト党にとって、「岡田」でも「鳩山」がなろうとも有利な政治情況となりました。」と書きました。

その後の、マスコミ各社の世論調査で軒並み「民主党」が「自民党」を凌駕し、鳩山・民主党は、「自民党・カルト党」の脅威となりました。

完全に、僕の読み違いでした。
小沢民主党の支持率に比べ上積みは若干と考えたことは、マスコミに毒されていた結果であり、自省しています。

小沢は、進退について「選挙で勝てるかどうかを物差しに判断したい」と何度もTVカメラ前で言い続けていました。 

【政治部遊軍・高橋昌之のとっておき】(09.05.17産経)より抜粋 
小沢氏の進退問題で揺れていたとされる菅直人代表代行や岡田克也副代表らも連休前には「続投支持に変わった」(幹部)とされ、「党内は一部を除いて大勢は続投支持で固まった」(幹部)ようです。小沢氏周辺によると、これこそが実は「小沢氏が辞任できる環境が整った」ということなのだそうです。

民主党と自民党の支持率の位置は、このことで決まったことが分かります。
「ポスト」に魅力を持っていないからこそ、小沢の修羅場経験(力量、腕力、戦略?)が冴えたと考えます。

 

TV芸者桝添が語るたびに、政府・官僚のうろたえが伝わってきます。

09.04.25に豚インフルに対する情報管理室を内閣府に設置して以来、はや1ヶ月になろうとしているのに、やることなすことがすべて後手の連続です。
想定内の出来事なのに現実を前にしてこのお粗末さは、官僚の劣化が相当進行していることを物語っています。

日本帝國軍の参謀と同質に見えてしまいます。


検察高笑? その3

2009-05-20 06:19:54 | 未分類
堀田 力

「さわやか」とかをキャッチコピーにしている堀田力は、朝日新聞「私の視点」に「違法献金事件 検察に説明責任はない」(09.03.20)と意見を述べています。

検察に説明責任はないと考えると判断しながら、その具体的理由については触れておらず、政治資金規正法の重要性をなぞっているだけで、法務大臣官房長の国会答弁のような意見が掲載され違和感がありました。(朝日新聞社の民主党寄りスタンスの修正?)

西松建設の違法献金事件を検証するために民主党が設置した有識者による「政治資金問題第三者委員会」の迷走振りが報道されました。

西松建設献金事件:民主の第三者委、検証で混乱 ◇党方針あいまい…小沢氏聴取めど立たず/進退報道にピリピリ…会合中止も 毎日新聞 2009年5月11日 記事略

政治資金問題第三者委員会で堀田力と郷原信郎氏(検察失態 その4 09.04.03)が衝突しました。堀田力は検察官僚丸出し(91年 官房長で退官)の市井人の疑義など無関係とばかり検察擁護の立場です。
堀田力は、郷原信郎氏はリークするから幹部になれなかったと、対して郷原信郎氏は自らのリークを否定し、検察庁幹部のリークを批判しています。

Wikipediaの堀田力より引用
介護保険成立前に「介護の社会化」を唱え、介護保険制度の成立を促す発言を行なっていた。それに関連し「自身の母親の介護経験」を匂わせて活動していたが、後にそれに関する質問に対し「自身では直接母親の介護をしていないこと」を明らかにした。

堀田力は、「さわやか」どころか権力そのものの元官僚にすぎません。

* 「私の視点」掲載文は堀田力HP、堀田力と郷原信郎氏のやり取りは政治資金問題第三者委員会HPで読むことができます。



昨日は商いの後、不生産的労働に励みました。


他人の関係

2009-05-17 08:26:26 | 未分類
ちょっと一服

GWは、帰省、レジャーで国道が混雑しており、実家まで倍の時間がかかりました。
FMから金井克子の「他人の関係」が流れてきました。

黒春の頃の話しをメモします。
友人の部屋で、白黒TVから独特の振り付けの金井克子「他人の関係」が放送されていた時のことです。

やや暫くして、彼が「この曲を聞く度に、男女、家族、共同体、もしかすると社会の構造に肉薄していると考えてしまう。」
さらに、「社会、経済、文化、権力、権威、国家の構造に、仮に名を与えるとRelation ismと言おうか解体を構築できそうな気がする。そんな暇はないが。」

当時の僕には、何を言っているのか理解できませんでした。
妙に「Relation ism」のフレーズを忘れることなく記憶しています。
いま思えば、研ぎ澄まされた知の瞬間にいたことが理解できます。

彼は、私たち友人の前から忽然と姿を消しました。
いわゆる行方不明になっています。


しつこい甘さの「黒かりん」(柳月)

* 「他人の関係」 歌手 金井克子 作詞 有馬三恵子 作曲 川口真

逢う時にはいつでも 他人の二人
ゆうべはゆうべ そして今夜は今夜
くすぐるような指で
ほくろの数も 一から数え直して
そうよ はじめての顔でお互いに
又も燃えるの
愛した後 おたがい 他人の二人
あなたはあなた そして私はわたし
大人同士の恋は、小鳥のように
いつでも自由でいたいわ
そして愛し合う 時に何もかも
うばいあうのよ

逢う時にはいつでも 他人の二人
気ままと気まま さして大人と大人
逢うたびいつも ちがう口づけをして
おどろきあう その気分
そうよ はじめての顔でおたがいに
又も燃えるの
愛した後おたがい 他人の二人
男と女 そして一人とひとり


検察高笑? その2

2009-05-15 05:40:49 | 未分類
連帯を求めて孤立を恐れず

北海道新聞東京編集局国際部の高田昌幸氏のブログ『ニュースの現場で考えること』で、『「きれいごと」と「闘い」』(09.05.11)において、組織内のジャーナリストとしての立位置について書かれています。
この内容に対して、弁護士日隅一雄氏のブログ『情報流通促進計画』で、『道新高田さんへの質問~孤高の虎でなければならないのでしょうか?』(09.05.12)と「連帯」が書かれています。

この両氏のやり取りを読み、世界(6月号 No.792号)の「小沢VS特捜部 石亀昌郎 (共同通信)」と「特捜幻想 笹川伸一郎 (ジャーナリスト)」のルポの質を思い起こさせました。
特に「特捜幻想」は、サブタイトルに「検察は劣化したのか」と付されていますが、どのように読んでも検察の提灯記事です。
マスコミが一斉に取調内容について報道し、公設秘書の弁護士が異例の声明を出したことなどないように「検察リーク」を否定しています。(当ブログ 検察失態その3 09.04.01)
否定の根拠は「検察はリークと言われることを嫌がる」(同誌119P)です。

同ルポ120Pに『検察幹部によると、大久保秘書はゼネコン各社の担当者に「工事がほしいなら小沢事務所に献金してほしい。そうでなければ工事をやらせない」と話したという。』と書かれ、公判が始まると小沢民主党は再び大きな打撃を受ける、とあります。

で、朝日新聞オピニオン(09.05.13)で立花隆が、同ルポのこの個所を引用して「古い古い政治体質 表舞台から退くべき 民主の人材難は深刻」と寄稿しています。
翌日の朝日新聞オピニオンにおいて、山口二郎が「小沢退陣 不可欠だが、やるせない」、郷原宣男が「小沢氏と検察 捜査の問題点、徹底検証を」と寄稿しています。

この5人のルポ、寄稿を読んで、「ジャーナリズムは劣化した」と「検察が政治のキャスティングボートを握る危険」が鮮明になりました。

自民党・カルト党にとって民主党代表は「岡田」を望んでおり、自民党・カルト党の意向どおりマスコミには一斉に「岡田」>「鳩山」の記事が一瞬溢れました。

この市民への洗脳は、かなり効果的だった様です。
自民党・カルト党にとって、「岡田」でも「鳩山」がなろうとも有利な政治情況となりました。



最初に戻りますが、高田昌幸氏と日隅一雄氏が考えるジャーナリズムと僕の考えるジャーナリズムとには差異はありますが、二方のやり取りを読みまして、次のフレーズをメモします。

連帯を求めて孤立を恐れず
力及ばずして倒れることを辞さないが
力尽くさずして挫けることを拒否する
(作者不明)


動物病院

2009-05-14 06:37:49 | 未分類
愛犬は、図体は大きいのですが、待合室では震えて待っています。

小型犬が多く、大変騒がしいです。
ポメラニアン、ミニチュアダックスフンド(スムース・ワイヤー・ロング)ヨークシャー・テリアなどは駆けずり回っていますし、ビーグルは鳴き続けています。 

トイプードル、ミニチュア・シュナウザーは、飼い主の言いつけを守り我関せずの雰囲気ですが、やはり他の犬を気にしています。

ラブラドール・レトリーバー、バーニーズ・マウンテンドック、サモエド、アラスカン・マラミュートなどの大型犬は、大概おとなしいです。
待合室に新しい犬が来ると関心を示し、そばに来るとにおいのチェックをしますが、全般におっとりしているようです。

豹柄模様の若い大型犬がおり、甲斐犬かなと思いましたが秋田犬でした。
後日、母犬が来ていましたがやはり豹柄模様でした。
呼ばれるまで、飼い主の横で凛としていました。

この外にも、次のような犬種が来ており、さながら待合室はペットショップのようです。

チワワ、ウェルシュ・コーギー・ペンブローク、柴犬、パグ、パピヨン、シー・ズー、マルチーズ、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、フレンチ・ブルドッグ、シェットランド・シープドック、ジャック・ラッセル・テリア、ボーダー・コリーそしてミックス。

飼い主のほとんどの方は「犬馬鹿」で、犬嫌いの方々には信じられない空間となっています。
若い人(男女問わず)が一人で来られると、呼ばれる間、小型犬を腕の中で見続けている方がかなりいて、飼い主も犬も他の人、犬を見ようとしません。

エアーポケットのような異様な雰囲気な存在のあり方なのですが、「存在」そのものは雑念に満たされた虚空を外化していると考えます。


彼は、病院が大嫌いです。

愛犬の心嚢水は、小康状態を保っており、朝晩二回の飲み薬は、晩一回になりました。