連帯を求めて孤立を恐れず
北海道新聞東京編集局国際部の高田昌幸氏のブログ『ニュースの現場で考えること』で、『「きれいごと」と「闘い」』(09.05.11)において、組織内のジャーナリストとしての立位置について書かれています。
この内容に対して、弁護士日隅一雄氏のブログ『情報流通促進計画』で、『道新高田さんへの質問~孤高の虎でなければならないのでしょうか?』(09.05.12)と「連帯」が書かれています。
この両氏のやり取りを読み、世界(6月号 No.792号)の「小沢VS特捜部 石亀昌郎 (共同通信)」と「特捜幻想 笹川伸一郎 (ジャーナリスト)」のルポの質を思い起こさせました。
特に「特捜幻想」は、サブタイトルに「検察は劣化したのか」と付されていますが、どのように読んでも検察の提灯記事です。
マスコミが一斉に取調内容について報道し、公設秘書の弁護士が異例の声明を出したことなどないように「検察リーク」を否定しています。(当ブログ 検察失態その3 09.04.01)
否定の根拠は「検察はリークと言われることを嫌がる」(同誌119P)です。
同ルポ120Pに『検察幹部によると、大久保秘書はゼネコン各社の担当者に「工事がほしいなら小沢事務所に献金してほしい。そうでなければ工事をやらせない」と話したという。』と書かれ、公判が始まると小沢民主党は再び大きな打撃を受ける、とあります。
で、朝日新聞オピニオン(09.05.13)で立花隆が、同ルポのこの個所を引用して「古い古い政治体質 表舞台から退くべき 民主の人材難は深刻」と寄稿しています。
翌日の朝日新聞オピニオンにおいて、山口二郎が「小沢退陣 不可欠だが、やるせない」、郷原宣男が「小沢氏と検察 捜査の問題点、徹底検証を」と寄稿しています。
この5人のルポ、寄稿を読んで、「ジャーナリズムは劣化した」と「検察が政治のキャスティングボートを握る危険」が鮮明になりました。
自民党・カルト党にとって民主党代表は「岡田」を望んでおり、自民党・カルト党の意向どおりマスコミには一斉に「岡田」>「鳩山」の記事が一瞬溢れました。
この市民への洗脳は、かなり効果的だった様です。
自民党・カルト党にとって、「岡田」でも「鳩山」がなろうとも有利な政治情況となりました。
最初に戻りますが、高田昌幸氏と日隅一雄氏が考えるジャーナリズムと僕の考えるジャーナリズムとには差異はありますが、二方のやり取りを読みまして、次のフレーズをメモします。
連帯を求めて孤立を恐れず
力及ばずして倒れることを辞さないが
力尽くさずして挫けることを拒否する
(作者不明)
北海道新聞東京編集局国際部の高田昌幸氏のブログ『ニュースの現場で考えること』で、『「きれいごと」と「闘い」』(09.05.11)において、組織内のジャーナリストとしての立位置について書かれています。
この内容に対して、弁護士日隅一雄氏のブログ『情報流通促進計画』で、『道新高田さんへの質問~孤高の虎でなければならないのでしょうか?』(09.05.12)と「連帯」が書かれています。
この両氏のやり取りを読み、世界(6月号 No.792号)の「小沢VS特捜部 石亀昌郎 (共同通信)」と「特捜幻想 笹川伸一郎 (ジャーナリスト)」のルポの質を思い起こさせました。
特に「特捜幻想」は、サブタイトルに「検察は劣化したのか」と付されていますが、どのように読んでも検察の提灯記事です。
マスコミが一斉に取調内容について報道し、公設秘書の弁護士が異例の声明を出したことなどないように「検察リーク」を否定しています。(当ブログ 検察失態その3 09.04.01)
否定の根拠は「検察はリークと言われることを嫌がる」(同誌119P)です。
同ルポ120Pに『検察幹部によると、大久保秘書はゼネコン各社の担当者に「工事がほしいなら小沢事務所に献金してほしい。そうでなければ工事をやらせない」と話したという。』と書かれ、公判が始まると小沢民主党は再び大きな打撃を受ける、とあります。
で、朝日新聞オピニオン(09.05.13)で立花隆が、同ルポのこの個所を引用して「古い古い政治体質 表舞台から退くべき 民主の人材難は深刻」と寄稿しています。
翌日の朝日新聞オピニオンにおいて、山口二郎が「小沢退陣 不可欠だが、やるせない」、郷原宣男が「小沢氏と検察 捜査の問題点、徹底検証を」と寄稿しています。
この5人のルポ、寄稿を読んで、「ジャーナリズムは劣化した」と「検察が政治のキャスティングボートを握る危険」が鮮明になりました。
自民党・カルト党にとって民主党代表は「岡田」を望んでおり、自民党・カルト党の意向どおりマスコミには一斉に「岡田」>「鳩山」の記事が一瞬溢れました。
この市民への洗脳は、かなり効果的だった様です。
自民党・カルト党にとって、「岡田」でも「鳩山」がなろうとも有利な政治情況となりました。
最初に戻りますが、高田昌幸氏と日隅一雄氏が考えるジャーナリズムと僕の考えるジャーナリズムとには差異はありますが、二方のやり取りを読みまして、次のフレーズをメモします。
連帯を求めて孤立を恐れず
力及ばずして倒れることを辞さないが
力尽くさずして挫けることを拒否する
(作者不明)