Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

他人の関係

2009-05-17 08:26:26 | 未分類
ちょっと一服

GWは、帰省、レジャーで国道が混雑しており、実家まで倍の時間がかかりました。
FMから金井克子の「他人の関係」が流れてきました。

黒春の頃の話しをメモします。
友人の部屋で、白黒TVから独特の振り付けの金井克子「他人の関係」が放送されていた時のことです。

やや暫くして、彼が「この曲を聞く度に、男女、家族、共同体、もしかすると社会の構造に肉薄していると考えてしまう。」
さらに、「社会、経済、文化、権力、権威、国家の構造に、仮に名を与えるとRelation ismと言おうか解体を構築できそうな気がする。そんな暇はないが。」

当時の僕には、何を言っているのか理解できませんでした。
妙に「Relation ism」のフレーズを忘れることなく記憶しています。
いま思えば、研ぎ澄まされた知の瞬間にいたことが理解できます。

彼は、私たち友人の前から忽然と姿を消しました。
いわゆる行方不明になっています。


しつこい甘さの「黒かりん」(柳月)

* 「他人の関係」 歌手 金井克子 作詞 有馬三恵子 作曲 川口真

逢う時にはいつでも 他人の二人
ゆうべはゆうべ そして今夜は今夜
くすぐるような指で
ほくろの数も 一から数え直して
そうよ はじめての顔でお互いに
又も燃えるの
愛した後 おたがい 他人の二人
あなたはあなた そして私はわたし
大人同士の恋は、小鳥のように
いつでも自由でいたいわ
そして愛し合う 時に何もかも
うばいあうのよ

逢う時にはいつでも 他人の二人
気ままと気まま さして大人と大人
逢うたびいつも ちがう口づけをして
おどろきあう その気分
そうよ はじめての顔でおたがいに
又も燃えるの
愛した後おたがい 他人の二人
男と女 そして一人とひとり