Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

白い恋人

2007-08-18 07:22:24 | 未分類
「汚れた恋人」でしたね、語感としてはこっちの方がEnnuiでいいかも。
JAL機内サービスに無料提供などしてブランドを確立したのに残念ですね。

ロンドン郊外のStafford Ivorbury villageのMr. Peter宅にホームスティした時に奥さんのMrs.Beryさんに「Delicious!」と言われたお土産です。

米国の低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローンの焦げ付き問題が、世界同時株安を招いており、日本も株価暴落、円高となっていますが、日経の報道を追っていると、世界経済は別のフェーズに向かっていると思います。

米住宅ローンに異変・高金利型、焦げ付き増加 3月3日
FRB議長、サブプライム問題「金融機関の損失12兆円も」 7月20日
野村、米サブプライムで720億円の損失・撤退を検討 7月26日
欧州中銀、15兆円緊急供給・サブプライム沈静化狙う 8月10日
日銀、1兆円供給し公開市場操作・サブプライム問題受け 同日
サブプライム問題「予断許さず」経財相 同日
日米欧、3日で42兆円供給・市場安定化狙う 8月14日
日経平均874円安、下げ幅7年4カ月ぶり・終値1万5273円 8月17日

「頭の空っぽの総理」に愛人報道がありました。
「安倍首相の隠し子」――父親の秘書官時代に銀座のクラブで知り合い、今は博多の中洲でクラブを開いている40代のママとのこと・・・真偽は?

立ち読みの気にはなりません。


 週刊ポスト8月31日号広告より


柳月のソフトクリーム

2007-08-17 05:56:20 | 未分類
ちょっと一服

お盆休み

彼女が、彼女の実家に行った帰りに、僕お気に入りの「ホワイトモンブラン」を買ってきてくれました。(商いのため同行できませんでした。)
三分の一は、愛犬のお腹に入りましたが、美味しかったです。

僕の実家の近くに「柳月」があり、母が季節の和菓子を時々求めます。
一昨日、母と彼女と三人で「柳月」へ、お目当てはお気に入りの「ソフトクリーム」です。

ところが、味が変わっていました。
これまでは濃厚なミルクに微かなバニラ味でしたが、バニラ味しかしません。
更に、猛暑のためか堅く練ってありました。

僕も彼女も「美味しくない。」、ソフトクリーム大好きの母も「美味しくない。」と。
父のための持ち帰りはしませんでした。

「柳月」の「ソフトクリーム」復活するかな?


わかさいも本舗本店の「ホワイトモンブラン」です。

先日購入した本(上中下の3分冊)、さて、読もうとしたら上中上でした。
唖然、レジの店員一言いってくれればと、と言っても僕のミスです。

昨日は上下の2分冊、会計する前に何度も確認しました。


存在と時間

2007-08-16 07:02:29 | 読書ノート
読書ノートNo.10

「まえがき」その9

読書ノートNo.4「まえがき」その3で、書きましたように数学に対しての批判が書かれています。

「直角三角形の斜辺の平方は他の2辺の平方の和に等しい、という命題はまぎれもない真理である。が、哲学的な真理はそうしたたぐいの真理とは趣きを異にするのだ。25P 26P」

「数学的認識に特有の欠点は、認識そのものの欠点であると同時に、素材の欠点でもある。27P」

「時間についていうと、それは空間の対極にあって、純粋数学のもう一方の素材をなすととされるが、実のところ、それは概念が実在した形なのである。29P」

理工系の類としては、違和感のあるところです。



「存在と時間」(Martin Heidegger著 岩波文庫)


晴走雨読様へ

2007-08-14 18:26:06 | 未分類
エントリー「共同体世界」へのコメントありがとうございます。
コメント欄に書ききれないため、ここに書きます。

 自己を否定する

価値観を生活習慣、地縁共同体、文化的要素などに基づき物事の認識(の仕方)、発想(の仕方)を概念化したもの(≒思想)と考えると、自明とする価値観に「否定」が含まれます。(在ることは無いことを含みます。)

対象には、外的なものと内的なものとがあります。

内的対象(価値観、嗜好、習慣、信仰、感性、思想等)を否定すると、その人間の持っている価値観の肯定的うんぬん以前に、価値観自体が否定され再構築(止揚)を迫ります。

また、外的対象の方からその人間の持っている価値観を否定する場合があり、その時も価値観そのものの再構築(止揚)を迫ります。

「自己を否定する」とは、晴走雨読氏が、己の価値観と考えていることは単なる想念(思い込み)であることを知ることであり、つまり晴走雨読氏は「晴走雨読氏ではない」ことを知ることです。

このことを如実に表しているのは、「虚言ついても、・ ・ ・」と書かれていることです。
虚言の対象が自分自身の場合には、自分の何に対して虚言するのでしょうか。
この自分の中にある、自分と自分との差異に「自己を否定する」があります。

「疑え」に尽きます。

外的対象だけではなく自分自身についても「疑え」です。
己の「価値観」なんていう発語はドグマの固まりで、ボロクソに疑う対象です。

このことは、発端にすぎません。


 無農薬完熟トマト収穫中ですワン。


共同体世界

2007-08-14 05:49:45 | 読書ノート
読書ノートNo.9

「まえがき」その8

「精神の日常的なありかたである意識は、知という極と、知の対極をなす対象という極の二つからなっている。23P」

「意識のなかで、自我と自我の対象たる共同体世界とのあいだにずれが生じるとき、そのずれは共同体世界を分裂させる否定的なものである。だから、ずれのあることは対立する両極の欠陥と見ることもできるが、じつは、両極を運動へと誘う原動力なのである。23P」

ひとつの思弁の契機であり、個々人それぞれの思弁の契機があります。
自我の対象は、「共同体世界」だけではなく、「自然」に対してもズレ、対立、否定をみることが出来ます。
ここに吉本隆明「共同幻想論」のネタのひとつが書かれています。自己幻想、対幻想、共同幻想という構造は著者の独創です、念の為に。

「本体そのものがその本質からして否定体であって、内容に区別や特殊な性質が生じるのも、本体が本体そのものと知に二分されるのも、本体が否定体なるがゆえである。25P」

「自己否定」を是とすることになんら違和を覚えませんが、日常生活のために「自己肯定」派が多数であり、また、自分自身の中で、生き易さのために使い分けている所があります。
これが、「共同体世界とのあいだにずれ」のひとつです。
問題なのは、その質なんですが ・ ・ ・


テマリアジサイが雨を欲しがっていますニャー。