読書ノートNo.10
「まえがき」その9
読書ノートNo.4「まえがき」その3で、書きましたように数学に対しての批判が書かれています。
「直角三角形の斜辺の平方は他の2辺の平方の和に等しい、という命題はまぎれもない真理である。が、哲学的な真理はそうしたたぐいの真理とは趣きを異にするのだ。25P 26P」
「数学的認識に特有の欠点は、認識そのものの欠点であると同時に、素材の欠点でもある。27P」
「時間についていうと、それは空間の対極にあって、純粋数学のもう一方の素材をなすととされるが、実のところ、それは概念が実在した形なのである。29P」
理工系の類としては、違和感のあるところです。
「存在と時間」(Martin Heidegger著 岩波文庫)
「まえがき」その9
読書ノートNo.4「まえがき」その3で、書きましたように数学に対しての批判が書かれています。
「直角三角形の斜辺の平方は他の2辺の平方の和に等しい、という命題はまぎれもない真理である。が、哲学的な真理はそうしたたぐいの真理とは趣きを異にするのだ。25P 26P」
「数学的認識に特有の欠点は、認識そのものの欠点であると同時に、素材の欠点でもある。27P」
「時間についていうと、それは空間の対極にあって、純粋数学のもう一方の素材をなすととされるが、実のところ、それは概念が実在した形なのである。29P」
理工系の類としては、違和感のあるところです。
「存在と時間」(Martin Heidegger著 岩波文庫)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます