Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

地球温暖化  その4

2007-08-25 09:23:35 | 地球温暖化
地球温暖化を絶叫される方々から、地球の温度は何度が良いのか、提示はありません。
単にCO2の削減です。

2007年5月4日 IPCC第26回総会で第4次評価報告書が承認されました。
その第4次評価報告書は、4ヶ月と持ちませんでした。

北極海の氷、過去最小に IPCC予測上回る(8月16日 産経)
北極海の氷の面積が1978年の観測開始以来、過去最小になっていることが海洋研究開発機構などによる衛星観測で16日、分かった。地球温暖化による海水温度の上昇などが原因とみられる。氷は9月中旬まで減少が続く見通しで、国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の予測より30年以上も速いペースで解けている可能性が大きい。
以下略

あまりにも未熟な気象シミュレーションを能力の無いスパコンで予想している結果です。
30年も予測が外れるのは、予測ではなく空想(願望?)です。

<氷期・間氷期>地球の公転・自転変化が原因 日米欧で実証(8月23日 毎日)
地球が約10万年間隔で氷期と間氷期を繰り返すのは、地球の公転軌道や自転軸の傾きの微妙な変化が原因との仮説を、東北大や国立極地研究所など日米欧の研究チームが南極の氷を使った過去の気候の解析で実証し、23日付の英科学誌ネイチャーに発表した。仮説は旧ユーゴスラビアの学者ミランコビッチが1920年ごろに提唱したが、過去の気候の精密なデータが得られず、1世紀近く論争が続いていた。論争に事実上の終止符を打ち、将来の地球温暖化予測にも役立ちそうだ。以下略

過去40万年にわたる南極の平均気温,大気中の二酸化炭素濃度,大気中のメタン濃度の経年変化を気象庁HPより貼りつけます。



このグラフから過去40万年に4回の氷期があり,南極の気温は今より約8℃低かったことが分かります。また、直近の氷期は約1万2千年前に終わり,今は間氷期にあることがわかります。
このグラフの出所がIPCC第三次評価報告書であり、もう一度見てみると、メタン濃度のスケールに作為があります。
二酸化炭素濃度よりメタン濃度の上昇が温暖化の原因と叫ぶべきです。
そうしないのは、肉食獣の民族にとって衣食住の食(家畜)にストレートに影響する地球温暖化のプロパガンダは拒絶されますからね。
氷期・間氷期の10万年サイクルの一瞬を捉えて「地球温暖化を絶叫」しているとしか見えません。

12万年前、22万年前に二酸化炭素濃度、メタン濃度が上昇する要因がなにかあったのでしょうか。
逆に、気温が上昇したことによって二酸化炭素濃度、メタン濃度が上昇したと考えるべきです。

地球温暖化のプロパガンダの本性が出た報道がありました。

東南アジア各国で原発計画加速 エネルギー需要増し(8月10日 毎日)
米、30年ぶり原発新設へ ブッシュ政権が後押し(8月2日 産経)
【ワシントン=渡辺浩生】米原子力規制委員会NRC)は1日までに、1979年に起きたペンシルベニア州のスリーマイル島原発事故以来初めて、原発の新規建設の認可申請を受理した。輸入原油の依存脱却と温室効果ガス削減を図るため、ブッシュ政権は原発新設を後押ししており、今後も申請が相次ぐ見通し。凍結されてきた新規着工が、約30年ぶりに動き出す。 中略 これまでに計30基の新設計画が明らかになっており、2009年までに計19基が申請される見込みだ。

地球温暖化を絶叫される方々は、原発を推進していることに気付かなければなりません。