ガザ侵攻

イスラエルでは2月に総選挙があり、バラク国防大臣の労働党（党首　バラク）が、劣勢挽回のためにガザ地区への空爆、地上戦へ突入しました。

今のところ、この政党の思惑は成功したようです。

ただ、自らの党のために、他民族の一般市民を躊躇無く殺戮できることが、理解できません。

地上戦はハマスの狙いとするところであり、イスラエルをゲリラ消耗戦に引き摺り出すことには成功したと。
イスラエルは、この泥沼で疲弊していくだけですから。

2006.07にイスラエルは、イスラエル兵士2人の拉致を理由にレバノンに侵攻しましたが、ヒズボラに敗北はしなかったが、勝利できなかった（ヒズボラの武装解除ができなかった。）ことが、ヒズボラをアラブ民族の英雄にしてしまい煮え湯を飲まされたことを忘れた（考えたくもない）のでしょう。

正規軍がゲリラに勝利するには、その民族を殲滅する以外ないと考えていますので、イスラエルの敗北はないが、勝利もない結末でしょう。

ただ、この民族には、他民族の殲滅をやりかねない危惧がちらつきます。



ユダヤ民族は、流浪の民であるべきだと、建国は人類最大の誤りである、と訴えているのでしょう、ユダヤ民族自ら。（「2009　初日の出」より再掲）