パレスチナ紛争

１９４３年には、手榴弾を持ってナチスに立ち向かう青年モルデハイは、ワルシャワのユダヤ人ゲットーにいた。しかし、今のモルデハイは、ユダヤ人ではない。ガザという名のゲットーに住むパレスチナ人である。立ち向かう相手はナチスではなく「ナチス化」したイスラエルである。
（田中宇の国際ニュース解説 09.01.13　「ガザ戦争で逆転する善悪」より引用　）


白リン弾使用は人道関連の国際法に違反する可能性がありますが、イスラエルはおかまいなしです。
『イスラエル軍がガザ地区で「白リン弾使用」』（09.01.13CNN）記事省略

イスラエルは学校であろうが国連施設であろうがおかまいなしです。
『ガザの国連施設が炎上』（09.01.15CNN）記事省略

新たな連帯が報道されました。
『ガザ攻撃に対抗し「聖戦」呼び掛け、ビンラディン容疑者か』（09.01.15CNN）記事省略


同記事より引用

イスラエルがロケット弾攻撃を停止する目標を達成したと判断したことから、一方的に停戦の宣言をしましたが、ハマスはすかさずロケット弾を打ち込みました。
『ガザからイスラエルにロケット弾、イスラエルの停戦宣言後に』（09.01.18 CNN）記事省略

停戦後、ＮＨＫ記者の現地レポートの映像を見ましたが、北部は廃墟と化した地区があります。
『ガザの犠牲者１３００人超、建物２万棟以上が倒壊』（09.01.20CNN）記事省略

イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの戦闘は停戦となりました。
　「ガザ侵攻」（09.01.05）で書きましたように、イスラエルのガザ地区の大量殺戮に関わらず、イスラエルは勝ちきることができませんでした。

『イスラエル軍、ガザ撤退完了を発表』（09.01.21 CNN）より一部抜粋
イスラエルはハマスのロケット弾攻撃を停止する目標を達成したと主張。一方のハマスの指導部も２０日、ガザ市内で行われた集会で独自に勝利宣言を出した。

ユダヤ民族は、流浪の民であるべきだと、建国は人類最大の誤りである、と訴えているのでしょう、ユダヤ民族自ら。（「2009　初日の出」より再掲）