Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

放射線測定数値の隠蔽

2011-04-06 06:32:35 | 東電 柏崎・福島原発の放射能漏れ
先日、車中でラジオ第一17時からの「私も一言!夕方ニュース」(キャスター伊藤博英、有江活子)を聞いていると、水道水の放射能汚染について北大の教授が「妊娠中・授乳中女性が水道水を飲んでも母体ならびに赤ちゃんに影響はありません。水道水以外の飲み水を利用できる場合にはそれらを飲用し、そのような水がなければ水道水を飲んでも放射能の影響はありません。」と語っていました。

「摂取してもただちに影響はないが、摂取はするな。」と同じ論理構造です。

チェルノブイリ原発事故の医療支援活動でベラルーシに5年半いた医師の松本市長菅谷昭と東大特任教授諸葛宗男のやり取りが、J-CASTに「子供にヨード剤を!」チェルノブイリ現地支援の菅谷昭医師」(2011/3/28)とアップされていました。(抜粋)

菅谷「細胞レベルでは量は少なくても影響は受ける。私は予防的に飲ませた方が安心できると思う」

諸葛「法律で、大人は100、 子どもは50ミリシーベルトを超えた時にヨード剤を配布するとなっている。いまは まだそれに達していない」

菅谷「チェルノブイリのあと、隣のポーランドでは子ども1000万人の9割に、大人700万人にヨード剤を配った。後で見ると、ポーランドでは子どもに甲状腺がんは出ていない。政府の判断です」

これらを読むと松本市長菅谷昭の発言・提案には説得力があります。

食べ物、飲料水に係る読売新聞のHPから。

福島県産の葉物野菜など摂取制限、首相が指示 (2011.03.23 ) 記事略
金町浄水場で放射性物質…乳児には飲ませないで (2011.03.23 )記事略
「問題ない」…官房長官、水買い占め自粛要請 (2011.03.23 )記事略
1年余り飲んでも影響なし…入浴・洗髪もOK (2011.03.23 )記事略
金町浄水場の水、乳児の摂取制限を解除 (2011.03.24 )記事略
農作物に冷静対応を、規制値には余裕…枝野官房長官 (2011.03.26 )記事略
葛飾・金町浄水場の数値、大幅に低下 (2011.03.26 )記事略

これらを読むと、国、専門家、報道は「ただちに影響はない、摂取はするな。」の旨を連日繰り返しています。
市民の不安を煽らないように注意の喚起の意図があるのでしょうが、「あとから影響が出てくる、摂取するな。」と叫んでいます。

総理、官房長、識者、報道等の垂れ流される発言は、官民一体となった「デマ」そのものです。
AC広告で連日「デマに惑わされないようにしよう」と啓蒙CMを流していることをご存知ないかの如くに
。(2011.03.31記)

ドイツ気象庁は被曝予測を公表しています。



ドイツ気象庁HPより


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