構造主義の父
当ブログの一番の読者である彼女から「更新は?」と言われました。
慌てて、妄念から摘み食いをして書きましたので、誤謬はご理解を。
構造主義の父、構造主義の祖と言われたクロード・レヴィ=ストロース氏が10月30日に亡くなられました。
「野生の思考」の最終章「歴史と弁証法」は圧巻でした。
サルトルの主体偏重(実存主義)を、主体間の構造が大切であり絶対的な主体はないと批判するとともに、西欧中心主義を、どのような民族も独自の構造を持ち、西欧の構造でその民族を未開、野蛮とすることは無意味と批判しています。
ポスト構造主義(反構造主義ではありません。)と言われるボヤッとしたネーミングのもと、代表的な思想家としてジャック・デリダ氏がいます。
氏の「脱構築」の概念は、矛盾ある対象をバラバラにし、その破片のうち有用の要素により別の何かを再構築することで、脱構築された対象は認識している概念を覆します。
構造主義そのものに「解」はなく、「解」のための思考の方法といえますし、「脱構築」についても同様のことが言えます。
僕が用いる「解体」、吉本隆明の「自己問答」、デリダの「脱構築」という考え方そのものも、常に「解体」、「自己問答」、「脱構築」され、新たな意味を獲得していく性質をもっています。
愛犬との散歩、久々に日差しを浴びて,もっと単純に「白と黒、高いと低い、堅いと柔らかい・・・」とか語彙が巡っていると「丸」では、と。
大きな朝日の所為なのですが。
当ブログの一番の読者である彼女から「更新は?」と言われました。
慌てて、妄念から摘み食いをして書きましたので、誤謬はご理解を。
構造主義の父、構造主義の祖と言われたクロード・レヴィ=ストロース氏が10月30日に亡くなられました。
「野生の思考」の最終章「歴史と弁証法」は圧巻でした。
サルトルの主体偏重(実存主義)を、主体間の構造が大切であり絶対的な主体はないと批判するとともに、西欧中心主義を、どのような民族も独自の構造を持ち、西欧の構造でその民族を未開、野蛮とすることは無意味と批判しています。
ポスト構造主義(反構造主義ではありません。)と言われるボヤッとしたネーミングのもと、代表的な思想家としてジャック・デリダ氏がいます。
氏の「脱構築」の概念は、矛盾ある対象をバラバラにし、その破片のうち有用の要素により別の何かを再構築することで、脱構築された対象は認識している概念を覆します。
構造主義そのものに「解」はなく、「解」のための思考の方法といえますし、「脱構築」についても同様のことが言えます。
僕が用いる「解体」、吉本隆明の「自己問答」、デリダの「脱構築」という考え方そのものも、常に「解体」、「自己問答」、「脱構築」され、新たな意味を獲得していく性質をもっています。
愛犬との散歩、久々に日差しを浴びて,もっと単純に「白と黒、高いと低い、堅いと柔らかい・・・」とか語彙が巡っていると「丸」では、と。
大きな朝日の所為なのですが。