Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

withの時間2.  Have a nice vacation

2016年01月31日 | diving
 昨日に引き続き今日の画像も、ダイバー仲間のYASUYO沙衣さんがLINEで提供してくれた。
 常夏の島の夜の宴会も三日目はディナークルーズ。食べるのもそこそこに、ゲームと南国風ディスコに踊り狂っていた。盛り上がった余韻を引きずりつつホテルにたどり着くとロビーで、ミニコンサートに遭遇した。誰言うともなく舞台の背後で音楽に合わせて踊り出した。そのうち我々のツァーのほとんどがバックで踊り大いに地元のミュージッシャンをもりたてていた。まあこういうときはもみんなと一緒に踊っている方が楽しいのですが。
 ふと前をみると観客は、中国人達ばかりだ。それも随分律儀にお行儀良くじっとすわって聞いている。のるでもなく、リズムをとるでもなく、なんか随分真面目な空気なんだな。
 そういえば昔の経済大国を目指していた頃の日本人も海外へでるとあんな風に律儀だったのではなかったかと思った。それから世代が変わり、私達の生活も意識も随分と変化した。
 でも中国人の子供達は、楽しいことを知っているから舞台に登場してきた。あの国もやがて世代が変わると私達と一緒に踊っているのかも知れないと、私は遠くを見ていた。国境を越えてwithになれる、そこがポイントだよなと思った。
 翌朝ホテルの庭で私が煙草を吸っていると中国人がライターを借りに来た。話しかけるとどうやら北京から来たと言うことはわかったが、英語も日本語もわからない。
 庭から続く海岸に出ると、また別の中国人がライターを借りに来た。今度は英語が得意そうだ。一時話をしながら、集合時間なので、私が”Have a nice vacation!”といって握手をして彼を後にした。いつか私達とwithで楽しもうよ。

GRANDVRIO RESORT SAIPAN
画像はYASUYO沙衣さん提供
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