Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング911. 小説:小樽の翠819.暑気払い宴会の続きの続き

2024年09月06日 | field work

宴会は続く
ベーヤン「女ってだってやりたいときとやりたくないときがある。まあ男もそうなんだとげ、お互いの波長が合わないというのが男と女の日常かなあ。」
「波長が合わなきゃ子供も増えないよ。現代人はストレスが多いから、人口減少もやむなしかなぁー。」
榊原「フィリピーナはもっと起伏が激しいですよ。やりたくないときは知らん顔。やりたいときは3発撃て、そしてべイビーとハチャメチャよ。おまえちゃんと妊娠の仕組みを勉強したのかよと思うけど。最も勉強しなくても多産だけどね。」
「その性欲の権化みたいなのが歳をとると立派に肥えておばんはんだもん。」
榊原「結婚すると太りますな。じゃぁダイエットしろとかエアロビクスを進めても、『私は美しいから、そんなのはいらない』だよ。オイオイお前の眼は大丈夫かだよね。」
「美の規準が違うよね。」
榊原「まあそうですね。色っぽいから抱くというのは男の気分だけど、子供が欲しいから身体を貸してやるという気分だよ。まあ女の言うことは色気無いですね。もっとも色気あって騙されなき、こちらは元気にならないからねぇー。」
「そのあたりが、永遠に埋まらない男と女の溝かなぁー!?」
ベーヤン「まあ元気ないの。じゃ揉んでみるかとかさ、それでゴシゴシと鍋釜でも洗うような手つきでさでっ!。まだ元気でないの!、男の人は面倒なんだねとかブチブチいってさ。なんかつきあいか長くなるとやることが事務的なのよね。」
「それがお互いが慣れきった了解の姿かなぁー!」
ペーヤン「女も好きものだと、そこは手慣れていて、男をうまく騙してくれるんだけどね。」
・・・
暑気払いの宴会も夕方になると、もう今年最後の入道雲がでていて、すこし赤く染まっている小樽である。
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