美希姉ちゃんの札幌のアパートの休日。
美希「お腹が怠い。妊娠にしては早すぎるし、昨日なんか悪いものでも食べたかなぁー?。」
昨日の出来事を反芻していた。
美希「ええっと、夕べは家で食べたから悪い物は無いはずだ。食後の後どうしたかなあ。そうだ、直人と食後のセックスをして燃えていたんだ。だって直人が『入れようよ!』と騒ぐから膣を貸したんだ。いれられているうちにこっちも燃えてきた。それからわかんないぐらい燃えて寝てしまったな。今朝起きたらお腹が張って痛い。昨日の無理な体位がたたったかなぁー。」
そう思って下腹をさすっていると、その痛みが次第に下がってくる。
なんか微熱も出てきた。
直人がコンビニから戻ってきた。
直人「うん!、体調が変!!。どれどれ・・・」
そういって直人君が腹をさすりながら、手はショーツの下の鼠径部へもぐりこみ指先が割れ目を撫でている・・・。
美希「そこじゃないってばー。」
直人「気持ちよくしたら痛みもやわらぐかと・・・。」
美希「もう、痛いんだから・・・。ママに電話かなぁー・・・。でもママは研修で出張中だし、パパは頼りない。そうだ!、看護師の翠さんは休みだっていってた。症状を尋ねてみよう。」
翠「うん症状は盲腸ぽいね。そのうち痛みが増してくるよ。あとでアパートへいってみるよん。」
・・・
2時間後に翠がアパートにたどりついたら、美希姉ちゃんは痛いとさわいでいて直人君がオロオロしている。
翠「やっぱ盲腸ぽいな。救急車を呼ぼう。」
直人「急病ですか・・・。」
翠「大きな病院へゆこうよ。そっちのほうが安心だからさ。社会保険があったよな。それだけあればいっか。」
ほどなく救急車が来て、3人を乗せて地域拠点病院の救急外来にたどりついた。
やってきたヒゲズラの医師が、即診て盲腸と診断。レントゲン撮影で盲腸と確定。看護師が採血している。
「これからオペをします。あっ、ご主人!、この書類書いといてね。」
そういって美希姉ちゃんを乗せたストレッチャーのまま手術室へ運んでいった。
直人君が書類を書きながら「美希はアア見えても恥ずかしがり屋だから剃毛しておけばよかったなぁー・・・」
翠「そんなの近所の床屋のオッサンがやってくれるよ。」
直人「美希が拒絶しなければいいけどなぁー・・。」
翠「痛いからわかんないよ(*^▽^*)。」
待合室で1時間ぐらいまっていると、さっきの医師が出てきた。
医師「手術完了です。あとは1週間入院です。看護師から手続きの書類をもってください。書いといてね。」
そういって術後の説明が終わると医師のポケットから・・・
「ゴードフルー!、場所は奥尻町。患者は循環器系の症状を持っている。」
医師「おっお客様だ・・。」
翠「あら!、晃子さんの彼氏?。」
そういったら医師がサムズアップのサインをして笑って外にでていった。
やがてヘリが飛び立つ音が聞こえた。
看護師さんが入院の書類をもってきた。
オロオロと看護師さんに尋ねた。
直人「あのー・・、床屋さんが剃毛したんですか?」
看護師「あ・た・し・・・」
翠が笑っている。