Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE625. OM-Dは修理(悲)

2013年05月19日 | field work
 再度奈良県へ出かけた。天理市の萱生(かよう)環濠集落と竹ノ内環濠集落へゆくのが主目的である。歩き出した午後からは、あいにくの雨模様となり次第に雨足が強くなっていった。これでは駆け足で歩き回る他なさそうだ。というわけで集落の隅々迄回るのは次回にして、今回はロケハン位のつもりで徘徊していた。
 このあたりは古代から存在している山辺の道が通っており、昔の幹線道路だった。今では、普通の農道である。だが古いどっしりとした民家と周囲の環境は、昨今の人の手があまり関わっておらず、また不細工な新築民家も少なく、環境としては美しい。かって中国雲南省を旅した時の古民家のようだ。ここでも民家が環境の中で美しく納まっている。こんな身近なとろこに美景があったのか、それは新発見だな。
 これからは環境が変わる前に、季節の節目ごとに訪れれば、良い風景に出会えそうだという期待感がふくらむ。なかなか面白いモノクロームモード向きの撮影スポットを発見。つまり写真家入江泰吉の世界だろうか。こういう環境は、今の日本では少ない方だろう。
 私は、エルマリート45mmを付けたOM-Dと12mmをつけたPEN E-PM2で望遠から広角迄、多様に撮影したいと張り切っていたが、雨ではレインウェアの下に抱えたOM-Dを1台振り回すのがやっとだった。そのOM-Dも雨にしたたかに濡れて、次第に動作がおかしくなっていった。そしてついに電源が入らないという状態に至り、完全に沈没したか。防滴機構が働いていたのではなかったのか。これでは修理に出さなければならないだろうな。
 家に帰りザックをあけたら内部の機材も大分濡れていた。セーム革などびっしりと直に雨があたったかのようだ。カメラ用のポーチは防水ではなかったのか。だから雨の時はリュックカバーが必要だったと実感した。
 さて動かないOM-Dをドライヤーで乾かしていたら、しばらくしたら機能が回復した・・・、と思いきや、バッテリーグリップをつけると動かない。やはりあかん、OM-Dは修理(悲)。おっ、まだ保証期間が2週間あるではないか。セーフ!。

奈良県天理市 
OLYMPUS OM-D LEICA DG MACRO ELEMARIT45mmF2.8, ISO200,露出補正-0.3,f4.5,1/250.
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