あら、またきた!、というのでFace Book(FB)の友達を承認するとクリックしたら、きましたねぇー、国際ロマンス詐欺師からFBメールが・・・。
つまり中東に展開しているという触れ込みで米軍女性兵士からのFBメールって結構多いのです。
以前は、Westpoint卒と名乗る女性将校から。こちらものらりくらりと話題をコロコロ変えていると、「声を聞きたいから携帯電話の番号を知らせろ!」。
そら来た、教えないよ!!!、と拒絶するとメールは来なくなった。そもそも将校がなんで日本の知らない人間とFBなんかしているんだよと最初から怪しい。大体勤務地を知らせること自体が軍隊がどこに展開しているかがわかってしまうじゃないか。通例は厳秘だよ。特殊勤務ならなおさらでしょう。
しばらくしてまた別の名前で米軍女性兵士シリーズが続く。詐欺師につきあう時間はないのでしばらくの間無視を続ける。
でっ、今日は、暇だったので少しやりとりした。そのいきさつ文をFBメールからそのまま転載した。詳細は以下。
Vera Ritterhouseという女性が友達承認を求めてきたのでOKしたら早速FBメールがきたよ。
Vera「こんにちは親愛なる、私を受け入れてくれてありがとう。 私の名前はVera Ritterhouseです 私はアメリカ合衆国シカゴ出身です。 私は兵士です、そして私は米軍のために働きます。 私は現在、平和維持活動のためにカブールアフガニスタンに派遣されています。 お互いをもっとよく知り合えれば私たち二人は大好きです。」
(おいおい・・勤務地は対外厳秘でしょぅがぁー・・・、最初からバレバレ)
そこで私は、シカゴはいったことあるよ。F.L.ライトの建築をみるためにと返事した。
Vera「それは、いいです・・・」
あら!、共通の接点をみつけると、そこから話がひろがるのが一般的だけど・・・。アメリカ人でも知っているライトの建築はシカゴに多いけど全然話がかみ合わない。つまりシカゴをしらないことになる。そこで嘘だということがわかる。
Vera「お名前は何ですか?」
私は、FBに実名を書いているのに、尋ねてくるのは何故なのだろう。
Vera「私は兵士です、そして、私は米軍のために働きます、あなたの仕事は何ですか?」
そこで私は、Architectと答えた。そして、私は、今あなたの部屋の窓から見える風景を写真に撮って送れと返事した。
Vera「ここでの軍事キャンプでは、ビデオ通話、オーディオ通話、写真の撮影は許可されていません。」
それにしても、たどたどしい日本語が突然明快な文章になる。これはできすぎていてGoogleの翻訳文ではない。翻訳ソフトで、ここまで明快に訳せただろうか。いよいよ詐欺師と確信。
Vera「どういう意味ですか?」
そこで私は、文章が日本人のテクストですね、外国人はこのような書き方はしませんけどと返信して黙殺していた。
Vera「Googleの翻訳者を使用してチャットしています。それで、あなたはどのくらいあなたの仕事をしていますか?、そこにいますか?、なぜあなたは私に沈黙していますか」
連続の質問メールがうるさいなぁー、もう・・・だから次のように返事した。「私はいそがしいの。あなたがあなたであるidentityを示してくれたら沈黙はやめよう」。私はblogのURLを提示し存在を示した。もう最大のサービスだ。
Vera「私はあなたが私は兵士であり、私は米軍のために働いていると言いました。」
だからね、それを示せるビジュアルが欲しいですねと返事をしたら、軍服姿の上半身の写真を送ってきた。ウィルスが仕込まれているかもしれないのでブログへのアップはやめておこう。
Vera「それは私がキャンプの中に横たわっているということです、私はこの写真を撮る危険を冒した、他の写真を私に頼まないでください。」
危険を冒して、なんでFBでメールしてくるんだろうか。もう論理的に破綻している。そこで私は、では、あなたが送ってくれた写真と、このメールに日本語で書いている人とが同一であるとする証拠はなんですか?、と返信した。
Vera「はい、それは同じです。」
(意味がわかっていないなぁー)
Vera「さようなら、私はあなたがいい人だと思った」
(おっ、やばいと思ったので、さっさとずらかるのですか)
私は、何故、日本語がうまいのですか?、と入れ違いに質問した。
Vera????「携帯電話でGoogleの翻訳アプリを使用しているとのことです。」
おいおい!、それって第三者の書き方じゃないですか!!。FBが第三者の書き方をするなんてありえないだろうよ!!!。つまり組織犯罪なのだ。ここまで書いてくると、もう爆笑もの。それでも私は実に紳士的に会話をしたと思いますけど。
国際ロマンス詐欺というのがFBで流行っている。最後はお金を振り込まさせる振込詐欺だ。特にシニアが狙われているとWEBでは記述されていた。こうした事件は発信元が国外なので日本の警察も手が出ないそうだ。
そこで、SCARSというWEBサイトがあり、すべてオンライン詐欺師を報告しよう!、とサイトに書かれてあったので、被害に遭ったら報告しておくんですかね!?。アメリカ軍の名誉を守るのために(笑)。
SCARS PROJECT NYSCAM https://anyscam.com
もちろん、こんな冒険をしている間に、私のパソコンの中を覗いているのかもしれないが、私はMacには書類を置いていない。それ以外は盗まれても被害がないものばかり。例えば、gooにアップさせたブログ画像とか(笑)・・・・。
そんなわけで今度やってきたら、ウィルスつけて返信したろかな!?。FBを通過できるウィルスはなかったかなぁー・・・。
東海道新幹線:米原-岐阜羽島、2018年11月28日
SONYα6000,Carl Zeiss Vario-Tessar f4/16-70mm ZA OSS T*
ISO320,焦点距離48mm,露出補正0,f/4,1/4000