フジフィルム 8倍速対応DVD-R 10枚パック(サッカー日本代表モデル)VDR120X10NW8Xというメディアを6月～発売していた。これはワールドカップをDVD-Rに録画しようというのでおまけ付きで売られていたもの。プリンタブルではないから、最近はあまり使わないようなタイプだ。
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これは、太陽誘電のOEMでTYG02タイプの8倍速の高性能のものだ。一般にこのTYG02タイプはあまり相性問題も起きていないし、特に国産ドライブとではトラブルはない。又、今まで100枚以上の焼いて不具合が見つかったことはない。
ところが、今回特別にほぼフルに書き込んで後から読めるかテストしてみた。
自動のフルスピート書き込み‥‥12倍速相当
なんと4Gbを過ぎたところで、読み取り不可になっている。
当然品質0 ‥‥‥
PI Error 1664が限界。PI Failuresは、280以下でないと読み取りが出来ないことがある。
それではと今度は同じデーターを8倍速書き込みで焼いてみた。
同様にErrorが出ているが、ぎりぎりで読み取ることが出来る。
但し、PI Error は、2302で規定以上で不可。
これは、どう見ても今までの誘電OEMにはあるまじきものである。
やはりSoccer録画用に90分ぶんは確保したが、フルに書き込むと読めなくなるという欠陥DVD-Rを安く仕入れて販売したのではないかという「疑惑」が沸く。
データー用だったら憤懣ものである。SonyブランドのOEMではこんなことは一つもなかったのではないかと思う。
ドライブがオカシイという指摘もあるから、全く同じデーターをMaxellのデーター用8倍速mediaを使ってオーバードライブ書き込み16倍速で書き込んでみた。
まあ当然言えば当然で非常に品質の良いものだった。いかにこのメディアが悪いかがよく分かる。富士フィルムも景気が悪いのか、最近は信用できなくなった。
フジもコンパクトカメラは、SDカードを使わなかったために買う気が起こらない。手振れも高感度で逃げているので魅力がない。
関連会社のフジゼロックスは、コスト節約のため工場を全て中国に移転してしまった。Sharpや他社が国内へ工場を建設した時期に逆の行動をした。今となっては色々と不協和音が聞こえてくる。毎月50-100人退職すると言う。熟成してしまった技術だか、今後逆に高コストになるだろうね。