書道家Syuunの忘れ物

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ONKYO サブウーファーSL-A250(D)とSL-057(S)の聞き比べ

2010-06-14 00:08:21 | オーデイオ・音響関係
ONKYO サブウーファーSL-A250(D)とSL-057(S)の聞き比べ

ONKYOのサブウーファーは、PCスピーカーからの延長で何とか今年の4月上旬に手に入れたことは以前のエントリーで述べた。
そして、同じONKYOの現行品のSL-A250(D)というサブウーファー。
この別のシリーズを紆余曲折を経ながら新品で再度手に入れることになった。
これでこの二つのサブウーファーはどう違うのかと言うことを聞き比べてみた。
以前エントリーでこう書いていた。
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ここでちょいと昔の知識を思い出すのだか、バスレフダクトを「スリットダクト」にした場合というのは、大音量にしなくても結構使えるもので、逆に「円筒状のバスレフダクト」というのは大音量に適だったかなと思う。
簡単に言えば、「スリットダクト」式の方が手間がかかるのではと思ったりして。
そして、そのONKYO SL-057(S)の説明を見ると、
「キャビネット内のバスレフダクトとして、通常の円筒状ではなく、チューニングを重ねて縦横比を設定した細長い矩形状による『スリットダクト』を採用。ダクトからの放射ノイズを低減させるだけでなく、ダクト内部での定在波発生によるカラーレーションや、振動板からの振動に対する遅延が起因する低域のもたつきなど、円筒状のバスレフダクト特有の現象を大幅に改善。」
とある。
この「スリットダクト」型というのは、昔から言われている通りジャズ系のドカドカした音や大音量だと向かない。はっきり言って迫力がない。
だから昔、高級な「スリットダクト」のものを聞いたことがあったが、大音量にするとどうも迫力不足で、円筒状バスレフダクトの方は「雑な音」だがパンチが効いているのであった。
こういうものは、昔は試行錯誤で作ったが最近は、音響設計もコンピューターだから以前エントリーで述べたように「YAMAHAスピーカーシステム NX-A01、約9センチ(84mm)四方のキューブ型の小さな箱」というものが出来しまう。
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聞き比べてみた感じの結果はどうなのかというと、
まだエージング不足ではあるものの、円筒状のバスレフダクト・SL-A250は小さな音、分かりやすく言えば家で一寸聴くと言う場合は、鳴っているのかと思いたくなるほど迫力がない。
デジタルアンプ搭載ではなくアナログアンプなので、どうしても立ち上がりの切れがないのはいたしかたない気がする。
この辺は、アンプ内蔵のハワードスピーカーと高性能のアンプで駆動する純粋なスピーカーとの違いと同じに感じられるところである。
だから、立ち上がりが遅く非常に大人しい音というか低音部が広がるような感じがしない。そしてその特性通り多少大音量にしてやると途端に元気になる。
ドカドカと鳴るのがうるさい位である。
こう言うのは、DVD映画鑑賞などのこけおどしの音などでは有効なのではないかと思えたりする。
だから小音量で純粋に音楽の巾を持たせるという点では、何やら筋違いなのではないかと思う。実際、SL-A250はピュアな音楽用ではなくAVシステムのセットの一つとして売られている。
だからといって、SL-A250が使えないわけではなく音楽用と思うと拍子抜けするのである。一方、スリットダクト式のSL-057。

いわゆる小音量用の感じがする。
小音量用と言っても、家庭で出せる音としてはギリギリくらいまでは何ともない。
音の感じとしては、低音が軽い、軽快ものでもっと迫力を出したいと言う時に、音量を上げるとどうも音が雑になる。
ONKYOのホームシアタースピーカーHTX-22HDが4月にHTX-22HDXに進化したのは、サブウーファーが円筒状のバスレフダクトからスリットダクト式になっているところである。
こういうところは、TVのホームシアターとして大音量で鳴らさないと言う思想なのかどうかは良く分からないところである。
HTX-22HDの方は持っているので聞いて見れば、サブウーファー部はそれなりの迫力があって欲を言わなければ充分である。但し、それ以外のスピーカーシステムは、オマケなので使い物にならかったりする。
スピーカーは、多分D-22XMと同じで、二個組Amazonで6,609円。これでもTVのスピーカーとは雲泥の差なのでそれなりの音はする。
ONKYO サラウンドスピーカー 2台1組 D-22XM(B) /ブラック
多少、横路にそれたが、PCでDVDも見るならSL-A250の方が多分迫力がある。
なぜなら、DVDだと結構大きな音を出さないと思ったほど台詞が聞こえないことがあるからである。

ONKYO サブウーファーシステム SL-A250(D)17,000円(税込)△ 在庫僅少


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当然、そんな場合でも当然SL-057でも破綻無い音を出してくれるが何やら品の良い感じ。今まで言っているように、迫力不足と言うところなのではないだろうか。
いずれにせよ、中々用途に両立しないのがスピーカーというものである。

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