書道家Syuunの忘れ物

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第25回記念 筆心会書展 を見る

2011-05-30 23:14:52 | 動画で見る書展・風景
第25回記念 筆心会書展 を見る

この5月末になると毎日書道展役員作品の最終仕上げの時期になる。
公募作品は、既に入落の判定も出て後は最終審査と陳列を待つのみだが、こちらは真剣勝負になる。
なぜなら、役員作品となると必ず見ている人がいて、後で何を言われるかどうか分からないからである。
かといって、知り合いの全作品を見ているかというと地方展の作品は陳列されないし、部門が違うと陳列日が違って見損なうと言うこともある。
それにしても一応見るに堪える作品をと思うものの、人によって評価が違うから何時も会心の出来というわけには行かない。
時として、筆が滑ってというか、そこまで書くという意識はなくても何か誘われるように書いてしまうと言うこともある。
いずれにせよ書というものは、最初の打ち込みの鮮烈さがないとひょろひょろというものになって線が死ぬ。中々その感覚というものは分からない事が多い。

さて、第25回記念 筆心会書展 は、30日までであったが29日雨の中を会場まで歩いて行った。
その理由というのは、クルマが止められないのではないかと言う危惧だったが案の定大駐車場の方は一杯だった。お陰でずぶ濡れになってしまった。万歩計で見たら約5500歩だった。
筆心会も25回記念展ともなると随分と艶やかに飾ってある。

元々群大教授だった米倉大謙先生の社中だから、昔懐かしいような文字が並ぶ。
今筆心会は何系になっているのか知らないが、元々の米倉大謙先生は日展に入選していたり鈴木翠軒先生の門下にも在籍し、その後独自の大謙流を推し進めたと聞いている。

そして、米倉謙心先生あたりは日書美だったはずで、そうすると毎日書道展系と言う事になる。実はこの辺は種々定かではない。

展覧会となると最近は動画でその風景を撮影するのだが、栗原先生に言ってみたら感覚が分からないというし、桑原先生もその方は「とんと!!!」と言うので今回は撮影しなかった。
後で写真を見たら入り口の写真は撮っていなかった。

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