書道家Syuunの忘れ物

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金子魯空 遺作展・妙義山麓美術館で開催

2013-05-11 23:22:26 | 動画で見る書展・風景


「金子魯空 遺作展」が安中市の妙義山麓美術館で開催されている。(2013/5/9~13)
金子魯空の没後7年という7年忌を記念して開催されたらしい。
作品展は、色紙大の作品で色紙に書いたのではなく、作品を色紙に貼ったもの。



5月9日に行こうと思っていたのだが、当時接骨院に通っていてまだ足が治っていない状態だったので結局11日になってしまった。
妙義山麓美術館も前回述べた様に上信越道を使って行くというのが便利なのを覚えて最近気軽に行けるようになった。但し前橋インターから往復に2,000円~1,500円かかる。
雨の高速というのも走りづらいし、フロントガラスのコーティングが切れたのでますます面倒な次第になった。





金子魯空先生というのは、大沢雅休先生の門下とはいうものの一番末席で、その後中島邑水先生に師事した。
そして、金澤魯水先生と碧玉会という書団を作っていたことがある。そんな関係で邑門会には入っていなかったものの中島邑水系の書家の集まりであった生々社には所属していたようである。
この金子魯空先生の書作というのは、古墨を使った作品表現が多いようで小生などのように宿墨を使っているものとは多少趣がつがう。
宿墨系は、厚い画仙紙の三双紙というものを使ったりする。しかし、古墨の場合は薄手の単宣などを使うようである。
この展覧会では、この古墨と単宣を使った作品の一端が見受けられる。
雅印は、大方作者が2種類でそれぞれ5種類と2種類であった。
金子先生も雅印を刻するというので前者の5種が多分金子先生の作、他の2種は不明。







いずれにせよ、こういう作品を見るとどこからともなく金子魯空先生が不意に出てきそうな感覚に陥る。
実に不思議なものである。

自宅に帰ってきて、車の中に傘がなかったので妙義山麓美術館に忘れてきたらしい。
雨が小降りになったりすると、いろいろと忘れ物があるものである。















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