書道家Syuunの忘れ物

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髙橋松延遺墨展・武蔵野市立吉祥寺美術館にて・と昔の記憶

2012-11-23 22:25:05 | 動画で見る書展・風景
髙橋松延遺墨展・武蔵野市立吉祥寺美術館にて・と昔の記憶



髙橋松延遺墨展が平成24年11月22日~27日まで武蔵野市立吉祥寺美術館で開催されている。
(主催・松延会・小島孝予、見越雪枝 担当)



松延先生没後3回忌と言うことで開催されたとある。(享年85歳)
髙橋松延先生は、永井幸子先生に師事されて後年に玉松会会長を務められた。



松延先生との何か忘れられない記憶というのは、随分前のことで書道芸術院展の審査部に所属していたころのこと。
書道芸術院の審査会員候補の賞、大賞、準大賞などは1月末に表具が仕上がって東京都美術館に搬入されていた。そこでの審査の日、そのもっと前は準備や後の事務処理で何日が泊まりがけのことがあったその後は、日帰りになった。
それが2月の初めのことで、なんと前橋では夜半から雪が降った。
それで何とか東京都美術館までたどり着いてホットしたというかボーッとしていて、松延先生が丁度都美の地下の審査会場に現れたとき、「挨拶できなかった」というつまらないことである。
今で思えば何ともないことであるのだが、なぜか記憶に残ることであった。



こういう昔の髙橋松延先生の顔などを思い出すというのも、遺墨展と言うものの意義なのかも知れない。