書道家Syuunの忘れ物

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FORIS FS2332を今 買う 理由とは何 YouTube

2011-07-21 23:40:55 | パソコン関係
FORIS FS2332を今 買う 理由とは何 YouTube

過日の7月上旬
EIZO独自の超解像技術Smart Resolutionを搭載した液晶モニター
 FORIS FS2332の発売を記念して、新商品発表会をEIZOガレリア銀座にて
 開催いたします!!
 新商品FORIS FS2332を実際に見て、触って、体験しに来て下さい。
 当日は、EIZOスタッフによる詳しい商品のご説明はもちろん、
 EIZOダイレクト限定のJBLスピーカーセットなどもご体験いただけます!
と言うようなメールが再び来て、無料のセミナーを開くと言うことだった。



最初のメールは6月だったかも知れないが、新幹線代を含めて福沢さんの大枚1枚が飛ぶというのはいかんともしがたい。
それで無視していた。
モニターに関しては、ここのところEIZOの製品ばかり買っているEIZOファンとしては何としても新商品FORIS FS2332の状況を見てみたかったと言うわけで‥‥
それで結局大枚を払って、種々の日程を詰めて、FORIS FS2332の発売日翌日7月16日に東銀座の「EIZOガレリア銀座」に行ってきた。



前述の様にEIZO製品は、

Flex Scan T765(19インチCRT)
S1910-HRBK(4-3型19インチ)
FlexScan EV2334W-TBK (2台)と言う具合に使っている。

液晶モニターを使うと言うのは、ノート型パソコンから出力することもあるのだが常識的にデスクトップ型のパソコンである。デスクトップ型のパソコンというのは基本的に高性能の作業マシンやゲームマシンという意味合いである。
だから、セミナー参加者や紹介ブログを書いている人達で液晶モニターが良く分かっていないと思われる節も多い。
それでEIZOファン、ナナオファンとしては何としても真実を書かなくてはと思う次第である。
このFORIS FS2332というのは、メーカーでは
「FS2332は、独自に開発した新・超解像技術「Smart Resolution」を搭載。原画像を解析し、表示するコンテンツに応じて常に適切に解像感補正を行うため、効果的に高画質化されたクリアできれい、かつ自然な映像を再現します。」と書かれている。



EIZOでは「Smart Resolution」スマートレゾリューションと称して、種々の新・超解像技術を盛り込んだ製品である。
詳細は、くどくど書いても仕方がないのでFORIS FS2332のサイト iconとその「スペシャルコンテンツ icon」に譲るとして、実際に体験したものを綴ってみる。
FORIS FS2332というのはFS2331の後継機であるというのは間違いなく、コストを押さえるために筐体などは全く同じ。
違うのは、従来のVA液晶からLCD IPS液晶になったと言うことが大きい。それによって、青の色域の広いモニターになったことは実際のモニターを見るとはっきりと分かる。
(EIZOスタッフに確認済)(YouTube動画参照)

その他表のような解像度強度技術の違いと言うものがある。
従って、従来のEIZOのコンシューマー向け「エンターテインメントモニター」としては、買い換えても損がないほどの大きな変化となっている。
そのSmart Resolution
「肌補正ON」では、
従来のカリカリに超解像していたところが「超解像処理で違和感を感じやすい肌部分の処理を弱めて自然な表現を行えます。(メーカーWeb)」という風になっている。


詳細を拡大してみるとこんな風になっている。
又、超解像をしても睫毛は解像しても肌の荒れはない。


FS2331の場合、肌補正が効いていないので、粗い粒子がみえる。



「動画領域補正ON・EIZO・特許出願中」では、
動画の領域に対してのみ超解像処理をして静止画の部分には影響を与えない技術になっている。


「文字補正ON・EIZO・特許出願中」では、
「コンテンツ内の文字部分を判別し、超解像処理を和らげます。」とあって、超解像によって妙なニジミのある文字から解放された。




こんな風に、従来からの超解像というのは言われているほどには実際使い物にならないという話が多かった。その欠点を解消したと言うのがSmart Resolutionである。


ここまで、明るさを落とすことが出来る。

FORIS FS2332というのはFS2331の筐体を使い、又従来からあるFlexScan EV23XX系の足回りや共通部品を使って本来なら高額になる製品の価格を抑えたものになっている。
それは、2010年11月発売のFORIS FS2331が44,800円(直販)であったのに、FFS2331は、39,800円に抑えているという事からも分かる。

ちなみに「FORIS FS2332の入力端子」。


DVI-D 24ピン×1 (HDCP対応)、HDMI×2 (AV入力と共用)
D-Sub 15ピン (ミニ)×1
ステレオミニジャック×1、HDMI×2 (AV入力と共用)
となっている。

注意しておくと、このうちパソコンで使えるのは事実上DVI-D 24ピン1つだけである。
アナログ用のD-Sub 15ピンを使わなくてはならないこともあろうが、これでは性能は活かせない。
又、HDMI端子は、ヒデオカードによってはPCでは使えず、事実上カメラやDVDレコーダー、ゲーム機などの専用と言って良い。
その他FORIS FS2332のスピーカーはおまけであって、事実上使えない。

こんなところでセミナーの帰りには、ビックカメラ有楽町とヨドバシカメラ秋葉によって価格を確かめてみた。

価格は、39,800円のポイント10%で全く同じ。
発売当初のネット価格が35,800円と言うところ

ここで、事実上の定価で売るEIZO直販で買うメリット iconはあるのかと言うのが問題である。
単に安いと言うのであればAmazonで買えば納得価格であることは間違いない。

しかし実際には「キャンペーン期間中に、EIZOダイレクトでFORIS FS2332をご購入いただいた方に、もれなくEIZOオリジナル紙製遮光フードをプレゼントします。 icon先着300台」と言うものがあって、紙製の写真の様な専用・遮光フードが貰える。



遮光フードは23インチ版は発売されていない様な気がするだけでなく、 遮光フードを買うとおそろしく高価である。
自作するという手もあるが、寸法の忖度など結構面倒なのとできばえが良くない。
実際同じ遮光フードを使って見ると驚くほど液晶モニターの精度が上がる。

EIZOオリジナル紙製遮光フードとはこれです。

この紙製の遮光フードを4,000円と考えれば、なんとかEIZO直販で買うメリット iconはあるかと言うものである。
その上、EIZO EasyPIX
セット     JBL CAS-33スピーカーセット
保護パネル・クリーナーセット‥というバリエーションはEIZO直販でしか安く買えない。

尚、ナナオの製品は5年保証(使用時間は30,000時間以内)なので中々壊れない。
修理の場合、修理期間中は代替機を無償で貸出してそれと交換で運送業者に渡すことが経験上多い。

★★★誰も言わない注意点★★★
FORIS FS2332は、カラーマッチングやSmart Resolutionを最適な状態で出荷している。
従って、種々のブログの様に設定変更が出来るからと変更すると最悪な状態になる。

又、カラーマッチングツールEIZO EasyPIXを使ったカラーマッチングは、経年変化と共に調整して行くもので長年使って行くには必要である。
一方、新製品が毎年出るためにカラーマッチングが合わなくなったら買い換えると言う方法もあって、全てが最適ではない。(以上 個人的見解)


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