書道家Syuunの忘れ物

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子供騙しの政策提言を連発する民主党の赤いマントの裏

2010-07-10 21:40:10 | 民主党政権関係綴り
子供騙しの政策提言を連発する民主党の赤いマントの裏

参議院選挙も明日11日と迫った。
民主党の新聞広告やチラシ広告と言ったものに書かれているのは、はっきり行って国民をバカにしているのかと思わせる様な争点隠し。チラシにはこんなことが書いてある。
原点は、「国民の生活が第一。」

「旧い政治を壊す」では、●事業仕分け●天下りあっせんの廃止●徹底した情報公開

「国民の生活を守る」では、●いのちを守る予算●10年ぶりの診療報酬増●子ども手当て●高校無償化●農業戸別所得補償

よく見ると、これというのは国民の生活を「壊す」第一歩なのではないかと思えてくる政策なのである。
○事業仕分け‥‥では日本の科学技術の芽を摘み取るような政策であったし、その遅れは既に会社が破産するという結果を生み出し、それでいてあまり成果は出でいない。
なぜ成果が出てないのかというと、民主党の支持母体の組織に手をつけていないからである。郵政の国有化に関しても不透明ではないか。
○天下りあっせんの廃止‥‥これは「天下り」隠しと報じられているもので「天下り」ではなく出向なのだそうだから、帰ってくればその間の退職金が増額になるという官公労に都合がよい仕組み。
○徹底した情報公開‥‥聞いて呆れる。
以下は、全てバラマキである。
○いのちを守る予算‥‥公共事業予算18%削減‥‥確かに公共工事は減ったように言われている。しかし、本当に削減したのかこいつは不思議なのである。
少なくとも道路予算は削減されていない。
象徴的な工事、あの八ッ場ダムでさえ工事は続けられ、T字型だった橋が繋がったという報道写真がある。
道路でも生活道路でもある狭い道に中央分離帯を造ったり、どう考えても不必要と思われる道路工事や過剰、無駄と思われる道路工事など今年度で復活して行われるとなると、何も変わっていないのが本当だろう。
それでいて、社会保障や教育費増では国が持たない。
○10年ぶりの診療報酬増‥‥??
○子ども手当て
○高校無償化
○農業戸別所得補償
消費税の増税を言う割には大盤振る舞いである。
そして、考えるとここに「外国人参政権」、「夫婦別姓制導入」、「人権侵害救済機関設置」という項目がない。
これは、「原点は、『国民の生活が第一。』」というキャッチフレーズに相反する。
日本国憲法下の国民と「外国人参政権」は対立するし、「人権侵害救済機関設置」も憲法との絡みで国民の言論の自由を奪うことも考えられる。
何と言っても、その人権擁護委員に国籍は関係ないと来ている。
よって、国民に敵対する。
「夫婦別姓制導入」も国民の家族解体と考えられれば、「原点は、『国民の生活が第一。』」というのは嘘だと分かる。

ボリシェビキの政治史を見れば、こういう政策に関しては「嘘」を行っても構わないということが書いてあった。
即ち、共産主義を完結させるためには嘘も方便というものである。
事実ボリシェビキは、70%の支持のあった冬宮殿のケレンスキー内閣・臨時革命政権をロシア水兵をそそのかせて逮捕した。これがロシアの10月革命。
しかも、その功績のある水兵は政府転覆の反逆罪で全員処刑だった。

今の民主党というのは、元々の民主主義の流れを汲んでいるのであれば政策提言の他には妙な事はしない筈である。
ところが、このボリシェビキの様なコミンテルン思想の流れを汲めば政権奪取というのは単なる手段であって、政策提言など子供騙しというものだろう。
現に、争点隠しという「外国人参政権」、「夫婦別姓制導入」、「人権侵害救済機関設置」は臨時国会以降には持ち出される筈だからである。
少なくとも、仙石官房長官や千葉景子法相はそう言っている。