書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

syuun の不思議な少年時代 その5

2007-07-01 23:31:05 | 世の中妙な??事ばかり

桃井小学校は、老朽して小生が3年の時を最後として本校舎が取り壊された。
当然こと、校舎は不足するために5-6年生が他の小学校へ疎開するという特別措置がとられた。
そして、5-6年生はヘビーブーマーを含む世代だったから大人数だ。
しかも、工事中のために西側の校庭が使えないという妙なことになっていた。

4月が始まり、小学校4年。
これで「養護」という言葉から解放されて‥‥と言う気分になった。
東の中庭に学年ごとに整列して、クラス分け。
担任の教師が決まり、教室に入った。4年2組 児童数52名。
教師は、新任の30歳前後の教師だった。
当時の流行メガネをかけて、どちらかというと美人の方であったが、何やら気むずかしい感じがした。
そして、家に帰宅後母の話から何やら妙なことを散々聞かされる羽目になる。
それは、その後の学校生活を暗示していたとは思いもよらなかった。

それではなぜ、母に色々な情報が入ったのかとえば、父兄会の「学年代表」になったからである。
実は、妙なことだが、以前から「養護学級」にいた級友の父兄‥‥定食屋のオヤジが学年代表を何年かしていた。
定食屋のオヤジというが、もともと特攻隊崩れの少々インテリで、妙にしゃれた男だった。
この3年生まで学年代表をやっていた「オヤジ」が母に(学年代表を)やるかとカマをかけたのを、それではやりますと受けたのだという。
このオヤジ‥‥4年生もやりたいと思っていたらしいのである。

担任教師の妙な話。
校長が学年代表の母に向かって言う‥‥
本来、街の中心部にある桃井にはエリート教師が就任することになっており、本来こんな教師が桃井に来ると言うはずではなかったが‥‥
どこの学校も嫌がって採ろうとしない、しかし桃井(もものい)は一人不足している。
だから仕方なく採用することにした。
予定としては、1年の在籍で翌年はどこかの郡部の小さい学校へでも行って貰うことにする。

1年間我慢すればよいのですね‥‥そうです。
と言う裏話で学校は始まった。

1年間の予定の教師は、この一年間を何とか上手く利用しようと思っていたのは、あとの結果だ。
実は、母も父兄も騙されたと言うのが本当だった。

まず最初の授業は、大人しく優しい先生という印象を与えた。
しかし、妙だと思ったのはクラス委員の選出だった。
クラス委員には、3年生の時の成績順に男女2名ずつを指定したのだ。
養護出身は5が2個が最高だから同然選ばれるはずもない。

委員には、男はTS(前高・群大工)とTT(前高・都立大)、女はUE(付属小中・前女)、ともう一人‥‥忘れた。
その後2年間に委員になったのは、男はH、女性はMM(前女‥後年美女との噂の女性)と養護時代の「しずかちゃん」MK(前女)だけだった。

実は、クラスメイトも50人もいると全員にだれがいたかは覚えていない。その上に話もしなかった人物もいる。
色々なのだと思う。

そして、最初の授業、ここから何かが始まる。

以下続く‥‥‥