「魚拓」に取り組んでいるいとこ(従弟)から
案内状をもらったので、
昨日、釣りを楽しむ娘と一緒に、猛暑の中を
大阪の天満にある、「エル.おおさか」まで出かけました。
上の作品は努力賞をもらった、いとこの「コチ」です。
会場には、「第41回 公募 東洋魚拓 拓正会展」
とありました。
ずいぶんと歴史のある会だったのですね。知りませんでした。
会場には、大小さまざまな魚拓が並び、出品者の仲間
でしょうか、にぎやかに批評しあっていました。
「魚拓」と言えば魚の形を和紙に写しとる、ぐらいにしか
理解のなかった私。
魚に色を付ける墨や絵具、美濃紙の和紙、それに肝心の魚、
できた和紙をおさめる額、等々。
大変な手間と時間がかかることがわかりました。
なにより、目的の魚を手に入れることも大変です。
眼も耳も衰えてきた私は、いまさら、「魚拓」を勉強する
わけにもゆきませんが、新しい知識をもらったことは
確かです。
「エル.おおさか」の会場は7月17日までです。
7月27日からは、岡山県の「瀬戸内市立美術館」で、
「せとうちアート水族館 -松永正津アート魚拓の世界ー」
が開かれる予定です。