ここは神戸市東灘区の阪神電車「魚崎駅」。
その駅から北側、住吉川沿いに六甲山方向を撮影したものです。
下の流れは住吉川、左手の高架は、JR住吉駅と六甲アイランドを結ぶ
六甲ライナーの高架です。前方がJR住吉駅になります。
昭和13年の大水害以来、国と兵庫県、神戸市は、市内を流れる川の
整備に力を入れてきました。
この住吉川も80年の歳月を経てすっかり整備されました。
文豪、谷崎潤一郎の書いた小説、「細雪」にも大水害のシーンが
登場します。
谷崎が細雪を書いた家、倚松庵(いしょうあん)も川の右岸、
高架の切れるあたりに移設され、文学愛好家が訪れています。
倚松庵にも、住吉川付近の神戸大水害の写真が飾られていました。
六甲を背景にした「住吉川」や「倚松庵」は,
2015年9月5日に撮影したものです。