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"四季折々 この一枚″

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東海道・秋の遠州路(2)世界一の木造「蓬莱橋」

2015年11月07日 15時24分14秒 | 画像

「遠州路の旅」は静岡県の島田市からはじまりました。

これは、あの、大井川に架かる世界一長い木造の歩道橋、
「蓬莱橋(ほうらいばし)」です。

全長、897.4m。通行巾、2.4m。賃取橋としても有名で、大人1回100円です。

明治3年、静岡藩主だった徳川家達(いえさと)が領民らの声を聞き、
農地の開墾を目的に橋を架けることを決断。

明治12年に完成しました。

 

大井川は、その昔から東海道の難所として知られていました。

徳川幕府が西からの外敵を防ぐため橋を認めなかったためです。

「箱根八里は馬でも越すが 越すに越されぬ大井川」。

唄にもあるように、雨で水かさが増すと、旅人は何日も足止めをされました。

山を越え、木曾路を越える、「中山道」が愛された理由かもしれません。

橋がないため、人は皆、川越え人夫に背負われたり、肩車でわたったものです。

旅人は、、雨の止むのを待ち、富士が見えるのを
待ち望んだことでしょう。

以前、島田へ来たのは何年前だったでしょうか。

10年、いや、もっと前だったかも知れません。



家内の実家の墓が、この島田市内にあり、今回は、
ここから旅をはじめました。


以前に来たときは工事中だった「JR島田駅」も、きれいに完成していました。

次は何時、ここを訪れることがあるでしょうか。

(つづく)