最近にない、「感動を覚えるドラマ」だとおもって毎回見ている番組です。
昨日、7月5日(日)放送の第11話は、関東地区で平均視聴率16.8%、
瞬間最高視聴率(午後9時47分)18.2%を記録。
これまでの最高だったそうです。
それは、「TBSテレビ60周年特別企画 日曜劇場 天皇の料理番」です。
明治から大正、昭和にかけての話。
料理人を目指して福井県から上京する一人の青年。
挫折と成功を繰り返しながら、努力と友情、夫婦愛にめぐまれて、
やがて、天皇の料理番として活躍する、「秋山篤蔵」氏の物語です。
妻の秋山俊子 役 天皇の料理番 秋山篤蔵 役
黒木 華(くろきはる) 佐藤 健(さとうたける)
最初は、青年の出世物語か、とおもって見ていましたが、毎回、内容に引き込まれ、
また、演出の巧みさにも魅せられて、とうとう、11話まで見続けました。
原作は直木賞作家、杉森久英(1912~1997)氏。
脚色も演出も、それぞれが、実にたくみで見るものの胸をうちます。
11話の篤蔵が心臓病を患っている妻、俊子に自分が作った料理を食べさせるシーン
などは、視聴者をひきつけたとおもいます。
ドラマのTBSといわれた時代を思い起こしました。
こんなことを言ってはどうかとおもいますが、現在の大河ドラマ「花 燃ゆ」などは、
出演者、演出とも、比べるべくもないとおもいました。
次回の最終回、1時間30分が楽しみです。
秋山俊子役を演じる「黒木 華」の名前を「くろき はる」と読み、
「佐藤 健」を「さとう たける」と読むことも、はじめて知りました。
(写真は、いずれも、「Yahoo ニュース」からコピーしました)