大阪松竹座の「七月大歌舞伎」(7月3日~27日)を前に、昨日、28日午後、
片岡仁左衛門ら出演者による恒例の「船乗り込み」がありました。
船の出発は天満橋駅北側の「八軒家浜(はちけんやはま)」。
この日、梅雨の合い間をぬうように、空は青く、真夏の太陽がふりそそいでいました。
出発前の式典では、舞台に上がった人たちから
「大阪の町を歌と芝居にあふれる文化の街」にしてほしい」と、励ましの言葉が送られました。
午後2時半から乗船を開始。
恒例となった「船乗り込み」に乗船を申し込んだ人たちも抽選で選ばれて乗り込みました。
船は、八軒家浜をあとに土佐堀川に入り、今橋から東横堀川を南下します。
そして、道頓堀川を西へ進み、戎橋がゴールです。
この日、出発地点を見ただけでゴールまでは追いかけられませんでした。
下の写真は、高麗橋の上から南方向、東横堀川を南下する船を撮影したものです。
(この楕円形の中の写真は、2006年の同じ6月28日、夕方の戎橋東側です。
この日は、坂田藤十郎さんの大阪松竹座で開かれる
襲名披露公演の「船乗り込み」が行われました。
保存していた写真の中に残っていましたので掲載しました)