"四季折々 この一枚″

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吉寅の「鰻どんぶり」に満足

2014年06月30日 11時22分36秒 | 歳時記

今年の関西地方は、梅雨に入ってひと月近くになりますが、
梅雨らしい雨はほとんど降りません。

日が差せば、真夏をおもわせる直射日光に、
ついつい、熱中症を気にしながら帽子が離せません。

暑さとともに「鰻」が食べたくなり、先日、大阪中央区備後町にある、

創業80年余りと言う、鰻料理の老舗、「吉寅」(よしとら)へ行って来ました。

 

大通りから、ビルの谷間の細い通路を入った奥に、その店はありました。

江戸前うなぎの専門店で、鰻どんぶりの味は申し分ありませんでした。

店の内部も料亭をおもわせる雰囲気で、

さすがに老舗の店だけのことはあると感心しました。


ところで、「土用の丑の日」をご存知でしょうか。

暦の立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ18日前からの期間を

「土用」といいます。

その中で、十二支が「丑」の日を「土用の丑の日」と言います。

したがって、土用の丑の日は、1年に6回余りあります。

今年の夏は、7月29日が「土用の丑の日」にあたります。


夏場の「土用の丑」が有名なのは、

江戸時代、学者の平賀源内が、鰻やから相談を受け、

夏バテの体力回復に、「鰻」をすすめたのがはじまり、と言われているそうです。

ひと月早い「土用の丑の日」でした。