別れの季節です。この月がなければ、来月が来ないことは分かっているのですが、毎年複雑な思いで日々を過ごしています。
さて、今夜は雪氷系の若手研究者の歓送会。場所は、JR函館本線の銭函(ぜにばこ)駅(札幌から小樽方面へ)前の海賊船。メンバーは総勢7名で、その人物相関図を説明することは複雑すぎるので止めておきます。
送られる方とは、あるテレビ番組(中部日本放送の『ノブナガ』の「地名しりとり」コーナー)の話題で盛り上がったことがあります。いつか機会があったら、銭函へ行って、ワッキーが食べた『海賊ラーメン』を試してみましょう、と言うことになっていました。なかなか実現できなかったのですが、凍土系若手研究者の心遣いで歓送会として現実化。
店構えはお世辞にも綺麗とは言えませんし、店内も薄暗く、結構レトロです。地元の先客でにぎわっていて、座る席がなかったのですが、せっかく札幌から来てくれたと言うことで、席を譲っていただきました。さらに、麺も3人前しかないと言うのに、マスターは何とか工夫して5人前にして下さいました。
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薄暗い蛍光灯の下で、5人前の海賊ラーメンを7人ですする。磯の香り、北海道ならではの豊富な海の幸、そして多様な海産系のダシがきいた塩味のスープ。お勧めの一品です。札幌からやって来た甲斐がありました。
今夜は、北の海辺の駅で、地元の方々の優しさに触れながら、雪氷系の若手研究者との別れを惜しむ。内地でのご活躍、期待しております。
<追記>
JR銭函駅は、映画『駅 STATION』(1981)で主人公英次とその妻直子との別れのシーンのロケに使われたとのことです。
とっても楽しい会でしたね。今度は、気候が変動した森をいとおしむ会でしょうか。
当初のメンバーからは想像できない、賑やかな会になり、ありがとうございました。これから、教えていただくことが多々あるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
次回は(あるのかな?)先生達の研究についてもっと詳しく聞きたいです。S機構でもまたお話してください。
記憶がホヤホヤのうちに、コメントいただきありがとうございました。
都会の絵の具に染まらないでくださいね!
また今度誰かをつれて行ってあげてください。