ジンギスカン、札幌みそバターコーンラーメン、スープカレー、スノーブランドのチーズやアイスクリーム、そして憩いのお店のマルセイバターサンド。札幌にはおいしい食べ物がいっぱい。誘惑に負けて、こうしたおいしいものを食べ続ければ、経済的に破綻してしまう。それだけはありません。私のような、冴えないメタボ系中年オヤジには、健康上のリスクを抱えてしまう。
南極観測隊に参加していた時は、体が締っていて、動きにキレがありました。ところが、1年経過すると、体重は増加の一途をたどっています。気になるのは、やはり、おなか周り。ウェストが大きくなれば、ズボンを買い替えなくてはなりません。これも、経済的な負担が増します。
やっと冬も明けたことですし、適度な運動を心がけ、食事にも気をつけていこうかと思っています。そこで、今日は週末と言うこともあり、今晩のおかずとして煮物を作ることにいたしました。
スーパーでは、旬の野菜が安売りしています。今の季節は、なんと言っても筍でしょうか。新ジャガも出回っていますね。
と言うことで、材料は、筍、新ジャガ、ニンジン、椎茸、糸コンニャクそして豚肉です。味付けは、だし、醤油、砂糖と単純ですが、薄味に仕上げることが肝心です。それから、灰汁を丁寧に取り除き、ジャガイモも煮くずれないようにすれば、煮汁は濁らず、透明に仕上がります。煮込み中、コンニャクと肉は物理的接触を避けないといけません。そうしないと、肉が硬くなりますよね(←はい、なぜでしょう?たく坊さん答えてください!「生物学概説」で説明しましたよね)。
さあ、できあがり!肉も柔らかく、ジャガイモも型くずれしていません。ジャガイモを箸でつまむと、ホロッとくずれ、ホクホクです。もちろん、薄味ですが、すべての材料に味が滲み込んでします。灰汁抜きされた筍も程よい硬さで、春の味わいですね。
最後に、煮物を作る際のコツをお教えいたしましょう。作りすぎないことです。なぜなら、ジャガイモを含んだ煮物は冷凍できないので、無理して全部消費してしまおうとするからです。これまた、メタボ対策には最悪です。
やはり、ジャガイモは冷凍すると駄目なんで、作り過ぎない方がいいに同感です☆
最近、料理のアイディアの参考になるだろうと思って、ついに買ってしまいました、
220万部のベストセラー「365日のおかず百科」
です(笑)
手料理ができることは理系大学院生にとっては大事なことですよね。他に得意の料理は何でしょう?
アルカリ性食品っていうし(^_^;)
ということは、カルシウムイオン!
アクチン繊維-ミオシン繊維がしゅるってなる!
筋収縮して硬くなるってことでいいのでしょうか?
ってことは、コントレックスとかの硬水も厳禁ですかねぇ。アメリカとかヨーロッパとか水煮できないですね。
あれー?ビーフシチューとか硬水の方がやわらかくなるんじゃなかったっけ?
マグネシウム?
正解お願いしま~す。
相変わらずのようで何よりです。
さすが、たく坊さんですね。カシコイ!付け加えると、コンニャクは、コンニャクイモに含まれるグルコマンナンを石灰(アルカリ)で固めて作ります。したがって、コンニャクと肉を物理的に接触させて煮ると、コンニャクからアルカリがしみ出し、肉のタンパク質が変性して硬くなるみたいだね。
ところで、たく坊さんはビーフシチュー、作ったことあんの~?
ビーフシチュー作るの手伝ったことありますよ~!
ヾ(。`Д´。)ノ彡
…最後にクリームたらしただけだけど。
あらら、ビーフシチューのおてつだいですか~?
今度は、自力で作ってみようね。じゃあ、札幌に来て、研究室月例コンパで「たく坊ビーフシチュー」大会でもする~?
あっ、その前に幹事の勉強もして来てねー。