福井 学の低温研便り

北海道大学 低温科学研究所 微生物生態学分野
大学院:環境科学院 生物圏科学専攻 分子生物学コース

ラブ・イズ・ブラインド

2007-06-11 07:01:04 | 低温研のことごと

高校1年(1976年)の英語の授業でのこと。先生が、黒板にいきなり、
  “Love is blind”
と書き始め、「恋はいかに盲目的になってしまうのか」と語り始めました。先生が何を言っているのかまったく理解できなかったのですが、今から思えば、とても熱い先生だったのかも知れません。当時流行っていた、ジャニス・イアンの歌『ラブ・イズ・ブラインド』が引き金になっていることは、生徒の誰もが理解していましたが。

先入観や固定観念が存在すると、盲目的になってしまうもの。これは時として大きな間違いを誘発します。そんな時は、理性的になることが肝要です。

0706110207061107061103いつも下ろしたままの研究室のブラインドを上げてみました。すると、そこには、ライラックが!「花の名は覚えられるが人名は覚えられない」さんのコメント通りでした。

0706110407061105今朝、外から、このライラックを観察してみました。すると、ひとひらの蝶が舞いながら、ライラックの淡い紫色の花に止まりました。今朝の一押しの写真です。

いつも窓を背に仕事をしているのですが、休憩のときは、ブラインドをあけ、さらに窓を開けて、秘めやかで、慎み深いライラックの花の香りを嗅ぐのも大切ですね。

ということで、この「ライラック騒動」はテイオンケンの伝説になりそうですね(笑)。


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